実録・おひとり様物語 聖歌編 (2) 夜の輝きの向こう
23 Dec 2007
おかしい。観るもんないはずが何故見入ってるんだ。普段土曜の夜に観たりしない BS デジタルつけたりするからかしらん。おかげでレポ書きが壮大に滞ったじゃないかー! えぇ、本当は前記事の文章だけなら2時間くらい前には書き終わってましたがなにか。
と、そんなうっかりさんな間抜けをぶちかませるのもひとり故の特権。では引き続き、人まみれの街を行きましょうか。
新宿で、もうひとつやることがあった。CD と DVD 探し。
しかしどこにもない。いっそ気持ちいいくらい見当たらない。やはり、そういうマニアックなものに特化した店に行かないと駄目か。明日見つけられなかったら、最新の音を聴かずにディナーショーに行くことになってしまうのだが、それは仕方ないとするか。
疲れたので、タイムズスクエアのカフェでひと休み。席が空くまで待ち、座ってからフォンダンショコラが焼けるのをさらに待つ。ペンギンブックを読んでたら、フロアの奥からハンドベル。戦メリかー。時期やね。
トータル30分くらい待ったクリスマスメニュー。上はさくっと、下はふんわり。美味かった。くつろぎすぎて少し眠くなったのは秘密。
トイレに寄ったら、外は雨混じりながらも、既にきらめく夜景と化していた。このあと JR 本社に目を転じると、さっき寄った辺りがまぶしい。行かねば。つーかフロアで一番眺めがいいのがトイレってのはどうなんだ。いいけど。
で、ペンギンツリー夜バージョン。
じゃーん! なんか神々しささえ感じるぞ。しかも社屋のガラス窓に他の電飾が映って相乗効果。
こっちも素敵。右の子、携帯で撮ってそのまま壁紙にしちゃった。
しかし、真後ろで展開されている「他の電飾」=サザンライツをほぼ無視しているわけだが。むしろペンギンたちと色遣いが完璧かぶってるんで、背景にしか見えてなかったというか。
ひとしきり満足して移動のため駅へ行く途中、振り返ったら、新宿南全体がなかなかナイスなことになっていた。ドコモまで一緒になっていい感じ。
再び CD を探すも、結局不発。今日は諦めることにした。ペンギンつり革に見送られて、再び渋谷へ。夕食は此処と決めていた。
チャーリーハウス。たすくさんのブログで、来週金曜に閉じてしまうと聴いて、行ってみたくなった次第。渋谷から10分も歩き、公園通りから一歩入ったところ。そういう立地なのでどのくらい人がいるのかと思ったら、なんと行列。大人気やん!
30分くらいは待ったかな。おかげで腹が減ってちょうどいい。からあげと湯麺。
店がコンパクトだから、デジカメ出す隙がなかった。携帯の粗い画像で失礼。
なかなか飲みやすいスープに、あっさり細麺。からあげの衣の味がいいアクセントかな。つるりとごちそうさん。
待つ間に電話で、チェックインを1時間遅らせたのは正解だった。公園通りを下りかけ、忘れた傘を取りに戻って、ゆったりとロッカーの荷物を出して、余裕をもって半蔵門線から東西線へ。お、ちょうど来たぞ。
って快速かい! わたしが浦安に住んでいた遠い昔にも、そんな種別はあったのだろうか。西葛西には止まらないから、そいつはスルー。で、次の各駅停車で無事到着、と。
東西線に揺られながら、ふと思った。
今年は結局、最初から最後まで、「めぐりあわせ」に引っぱられるようにして歩いてきたんだなぁ、と。残酷なエンディングも、整然と進むエピローグも、そして今日のこの時、まぶしいイルミネーションの中をひとり歩くことを楽しめる力をくれた、素敵な思い出のすべても。
笑顔になれた時間をふりかえれば、歩き疲れた足も不思議と軽く前に進むもので。人を弱くするのも強くするのも、最後は人の心なんだな。うん。
さてと。麺類じゃ夜中に腹減るな。そこにサンクスあるみたいだから行ってくる。ヨーグルトでも食べて寝るわ。明日はいよいよヒルトン乗り込みだー!
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