海辺に砦あり (3) 融合は美麗に
10 Jun 2018
いつものクリーニング屋でセールの告知につられ、ふとんクリーニングをお願いしてみた。3週間かかったら受け取りタイミングが微妙やなと案じていたところ、なんと1週間で仕上がってきた。ありがたや。そしてめっちゃ綺麗。プロの仕事すごいね。
では本日も神戸税関から。見学自体の話はここまでで、次回プチおまけ。
まあ新館自体もかなり立派な造りになっておりまして。このひろーい空間は催事などでも使われている模様。
なんかちょっと高級マンションかリゾートホテルみたいに見えなくもないが、柱の意匠はおそらく旧館を踏まえていると思われる。
さっきはとりあえず列について通過しただけだった中庭も、ちゃんと観ておこう。
おもてから観ている分にはよくわからなかった、この空間の雰囲気。開口部が広くとても明るい。
建物に沿って立っている柱は、昔実際に使われていたものをそのまま保存したもの。
このような形で新館と本館がつながっている。年に1、2回あるかないかの貴重な機会を、皆様ゆっくりと楽しんでいる様子で。
今更だけどここは税関である。エントランス付近へ戻ろうとすると、一般人向けの展示コーナーがあることにふと気づく。せっかくだから寄ってくか。
いきなり動物の剥製。要するにワシントン条約に違反して没収されたものの例ってことだが、なんだろうこの本当にいるのかあやしいレベルのかっこいい造形は。旦那さん曰く「ポケモンか」。わかる。
密輸の定番(是非は言うまでもないが件数が多いという意味で)おくすりや武器類。あの手この手を講じているのはいいけども、意外と雑に思われる手口もちらほら。コレで通っちゃう国もあるんやろなぁ。
などなど、あかんモノが入ってくるのを水際で防ぐのが税関のおしごと。しかしそこのかっこいいライオンの存在感がいろいろ持ってっちゃってる件。
なわけで、当初予想に反して(失礼)非常におもしろかった見学タイムでございました。
なお、税関イベントに歩調を合わせたのかどうかは不明ながら、道を挟んで向かいの KIITO も公開イベント中だった。
これはこれで別の味がある物件のようだ。
きっとあのエレベーター、昔はチーンて鳴ってたに違いない。
公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。