続・まち華やぐころ (1) 学舎の投影

夏から続く検査の結果を聞きに梅田へ。4ヶ月くらいずつ空けて再検査を重ねて確認するターンに入っているのだが、今回はほぼ異常なしと言っていい状態。ほっ。あと1回か2回は要るらしいんで、また春になったら行きますわ。
さて今回は週末とれたてのネタからごく一部を。いや、時節柄出しておきたい話があったんで。

昼間に別のものを撮っていた神戸から、電車とバスを乗り継いで移動。会場に着くと、ちょうど本編開始直前でカウントダウンに入ったところだった。なんとか間に合ったようだ。

ここは関西学院大学。もと西宮市民(しかも直線距離かなり近い)な自分だが、初めて来た。
同学のシンボル的建物である時計台を舞台に、この週末限定でプロジェクションマッピングをやると聴いて観に来た次第。実は数年前から創立記念で開催されていて、今年が最後らしい。

動画も撮ったんだけど、出すほどのものではないので置いといて。サンタのそりが街を駆け、光の粒となって着いた先がこのキャンパス、という導入部から始まり、いろんな絵柄が浮かび上がる。

建物の素材を活かすライティングに美しいステンドグラスが現れたり、

一面が光のモザイクに覆われて現代アートさながらの様相を呈したり、

切り絵を彷彿とさせるメリハリの効いたラインで、クラシカルな模様を描いたり。

クリスマスイベントだからというのに加えて、そもそも関学自体がミッション系であることから、クリスマス本来の意義を再確認するような絵柄もいくつか。

多分学生さんが描いたんやろな。絵うまいよね。

終盤、それまで時計台以外は真っ暗だった空間に、2つのツリーが光を放って現れた。

中央にもカラフルなツリーが並ぶ。

最後は華々しく花火を打ち上げてエンドロールへ。学生さんや研究室の名に混じって、パナソニックの文字がちらり。技術協力などあったのだろう。産学連携は近年よくある話だが、企業にも学生にもいろいろと相乗効果があるに違いない。

せっかくなので、終了直後に「普通のライトアップ」された状態もちょっとだけ撮っておいた。

さすが登録有形文化財。周囲の建物もすごくよい。一部は普段から見学できるそうだから、また昼間に出直す機会を見計らうとしよう。

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