オトナの修学旅行 (2) 尊い大仏に会う・1

昨日旦那さんも水色のところで書いてたけど、近所の工事がいよいよ大詰め。生コン車もトラックもガンガン来る。騒音はしゃーないんだけど、トラックいるとうちの車の出し入れが面倒なんすよねー。ただ今後駐車スペースもできるだろうから、これを機に車庫入れ上達しろよという天の思し召しかもしれん。
さて関西帰省はここから奈良の巻本編。

ぎゅうづめのバスに揺られること少々。ようやく本日最初の目的地に到着した。

奈良最大の観光名所といって差し支えないであろう、奈良公園。若草山の緑がまぶしい。そしてこの敷地内にあるのが東大寺。

まっすぐ北へ進めば、南大門が出迎えてくれる。

山門としては国内最大、というだけのことはある巨大さに、思わず天井を見上げる。超細かいフェンスに阻まれて写真は撮りづらかったが、両サイドで睨みを利かせる仁王像の迫力も見どころ。

文化財的に興味深いのは言うまでもない中、ここで我々(主に自分)の歩みを遅くする要因が周囲にあふれていることを忘れてはならない。

これまた奈良名物、鹿の皆様である。そこらじゅうにいるので探す必要すらないレベル。

神の使いらしい風格を感じたりする一瞬もあるにはあるんだけど、それ以外の面の方が圧倒的に目立っている。えさ持ってそうな人間を嗅ぎ付ける能力とか、寄ってってもまるで動じないマイペースさとか。

しかも油断すると攻撃を食らうらしい。この中のひとつを実際に体験する羽目になったが、それについてはまた後日。

と、そんな鹿はさておき、本題に入る。

ここから西へ回り込むよう案内が出ているので、それに従って入場。

回廊を進むと、大仏殿の堂々たる姿が目に飛び込む。洋の東西を問わず誰もが思わずカメラを向ける。

遠景でも十二分に大きいものだが、近づくほどにそのスケールに圧倒される。世界最大級の木造建築、との謳い文句は伊達ではない。

そもそも今回何故ここを選んだかというと、旦那さんの寺社仏閣好きもさることながら、2人とも「過去訪問時の記憶」があやふやなためでもあった。
中学生の頃。わたしは九州、旦那さんは関東。いずれの地域にせよ、中学の修学旅行となると関西が定番と思われる。中でも鉄板なのが京都奈良。となると、東大寺は最重要スポットのひとつだったはず。が、まるで覚えてない。写真もあるにはあるけど、以前載せた通りの写ルンですクオリティ。
それから四半世紀近く(歳がバレますな)経った現在、着眼点も違えば機材も段違い。今なら実家ベースで関西旅行もしやすいし、改めてきちんと観ておこう、という次第。

さあ、それでは大仏様にお目にかかるとしましょうか。

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