欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (6) Karlův most : 1

とうとう昨日頃からクマゼミ登場。すっかり夏本番となった中、なんちゃって会社員生活のさらなる延長が決定いたしました。ちょっと期限が切りにくい感じで、まあ年内は堅そう。せっかくなんで稼がせていただきますわ。
さて欧州旅、プラハどころか旅全体でも最大のハイライトかもしれないお話。

若干迷いつつも、どうにか最初の目的地に到着。ここはこんなところ。

なにやら重厚な塔の前を電車が通過。

歩行者信号も車道信号も短い。人や車が頻繁に行き来する中、たまに電車がやってくる。後から実感したけど、この経路って意外と運行頻度がなくてねぇ。

と、いうわけで。プラハトップクラスの観光スポットにやってまいりました。

カレル橋でございます。こちらは入口の塔。上の展望フロアにも行けるんだけど、それは後日改めて攻略することとなる。とりあえず橋を渡る前に、たもとから目玉写真を撮っておこう。

どーん。
丘のてっぺんにあるのがプラハ城でございます。そして手前の水面は言うまでもなくモルダウ川(現地語ではヴルタヴァ)。えぇ、あの有名な。日本人なら大抵は歌ったことがあるのではないかと思われるアレが脳内 BGM になる。

さらにカレル橋を添えて。午前順光とわかっててこの時間帯(9時半)に来てるんで、このとおり絵に描いたようなプラハ写真のできあがり。旅行パンフの表紙か。

では今度こそ橋の上へ。

両側にずらり並ぶ像が特徴的。上写真で左から2番目の像は、これまた日本人おなじみザビエルさん。しかし日曜朝から随分いらっしゃいますなぁ観光客のみなさん。これでも空いていた方とわかるのは後日。

像はすべて聖人をかたどったもので、とりわけ人気なのが中央付近の聖ヤン・ネポムツキー。足元の台座をなでるといいことがあるらしく、我々もちゃっかり両方さわさわ。同じことを考える人の多さが、部分的なテカリに現れている。

川は長いので他にも橋がかかっている。おっ、あっちの橋は電車が通るぞ。

実は像が30体もあって丁寧に全部撮ると時間かかりすぎるんで、目で拝見しつつ渡り終える。

おや? あんなところでブライダルフォト撮ってるカップルがいらっしゃいますね。しかも完全にアジア人。まあ街が街だけに、絵になることは間違いない。

そのまま西岸の街をぶらぶらしていくと、若干わかりにくい場所に別の名所がある。

レノンウォール。冷戦末期、レノンの死を悼み平和を願う人々の落書きが自然発生したところ。消されてもまた書き込みは増え続け、今に至る模様。これをお手本としたのが14年香港のポストイット壁

過去の足跡も美しい街並みも、同様にフォトスポットになるということは、それ自体が平和の証やね。

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