むかしのおうち大集合 (2) 工夫を感ず

午後になると、近所の中学校の生徒さんたちを見かける。今月上旬(先週)までは皆まだ夏服だった。旦那さん的には柔軟な運用が普通らしいが、10月1日一斉切り替えの学校しか通わなかった自分にはちょっと不思議な光景。
では引き続き民家博物館から。

家本体のみならず、敷地内は「昔の農村」的な雰囲気を持たせた景色が随所にみられる。

路傍に数多く集まった石仏。ひとつひとつに違う表情を感じるのは、作り手の思いの表れか。

続いてのお宅は、大和十津川の民家(府の有形文化財)。

椎葉同様、間取りは傾斜地仕様の細長タイプ。山側に窓がないのも共通している。

板葺きの屋根は、地元の素材・吉野杉を使っている。さすが大和国。床や壁もいい木を使っているのかな。

そのお隣に、越前敦賀の民家(同じく府の有形文化財)。

ゆるい階段でちょっと上がったところに庭があり、やや生活感あふれる小物が転がっているあたり、初めて観る景色なのに「実家に来ました」感がものすごい。ただいまー。あ、ちなみに本物の実家(岐阜)はここまで時代古くないっす。築100年程度とは想定されるって話だけど。

岐阜と福井なら近いし、お蚕さんやってたのも想定内。

ここも囲炉裏使用中だったのだが、ちょっと待て。なんか形状が不思議すぎる。こんなの観たことない。と首をかしげていると、火の番をしていた人が教えてくれた。もともとはこの円筒状の物が本来のかまどで、小上がりと囲炉裏を後から作った結果こうなった模様。へぇ。昔の建築家にも匠がいたようで。

移築されているのは民家以外にも、文化的な意味を持った小さな建物もある。

北河内の茶室。日によってはここで実際にお茶を楽しめることもあるらしい。

小豆島の農村歌舞伎舞台(府の有形民俗文化財)。かつて島外で舞台鑑賞して帰ってきた村人が、おもしろかったから自分たちでやろう、と始めた結果、娯楽として定着したという。この手作り感がいいわぁ、と、自分が舞台やってた頃をつい思い出す。

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