年越しはレジャーのあとで (1) 絢爛百貨店・1

雪なんぞすぐ解けるとたかをくくっていたらとんでもない。マメな人や店が除雪したルート以外は余裕の残雪。登り坂路線を多く抱える地元バスは平地でもチェーンつけてゆっくり走ってるし、いつも徒歩やバイクな人も乗るから押すな押すなの大混雑。買い物行くだけで往復が倍くらいかかった。はよ解けんかね。
さてここからは、年末年始の帰省に乗じて超たっぷり遊んできた話。

到着早々、衣類等をしおのロッカーにつっこみ、梅田に移動。そしてまず最初に、旦那さんが会社の関西支店に用があるとのことで、束の間の放牧タイム。ということで、以前から気になっていたスポットへ足を運ぶことにした。
御堂筋の南口から阪急百貨店へ。そして店内には入らず、エントランスを回り込む。

あのスーパーにわかづくり感漂っていた仮設階段が、立派なエスカレーターに。

これを上がると、百貨店と32番街の間を抜けて阪急の駅へと続く通路に出る。そこはとんでもなく見違えていた。

うわー。広い。超広い。
この空間の真ん中に柱が要らなくなったという辺りに、建築技術の進歩が感じられる。などと理屈をこねずとも、屋内の閉塞感をほとんど覚えないくらいの空間のゆとり。

百貨店のショーウィンドウも大幅に広くなり、より一層の迫力が。

こんな感じで「下階にディスプレイ空間、上階に楽しげな演出の影絵プレート」が、出入口を挟んでずらりと7組。

12月30日という時節柄、完全に正月モード。生け花の枠を大きく超えたダイナミックな作品が並んでいた。

全部出すときりがないので、個人的に気に入ったものを抜粋。

上階のプレートは、楽器やサーカスなど祝祭的なイメージのものが並ぶ。奥は半透明になっており、店内の様子が少々窺える。

7枚中2枚はモニタになっていて、屋上遊園地的な趣の映像を中心に流していた。ちゃっかり HEP の観覧車も。

百貨店完成に伴い、JR ビューがしづらくなったと噂の32番街。

ただこれを観た現場では、そんなことより感動が先に立っていた。工事中はあれほど狭くて使いづらかったあの入口がこんなに立派に。

そして、百貨店の実質的な正面玄関と言っていいであろうエントランス。ドア上の豪華な装飾がいかにも阪急らしい。それが3枚も並んでいるとなればなおさら見事である。

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