オトナの修学旅行・洛北編 (3) 迎賓の城郭にて

相模勝ったねぇ。当家が応援すると負ける法則があるんで(広島等で実績あり)あまり肩入れしない程度に聴いていたつもりだが、なんだかんだ言って縁のあった地方が優勝するのは悪くないもんだ。
てことで7月京都観光の巻ラスト。

最後に訪れたのは、これまた学生さんの定番。

ってこんな派手でしたっけー。うわー。黒とのコントラストが鮮やかという意味では、金閣寺をも凌ぐ派手感。

門の時点でくぎづけになってしまい、なかなか中に入れない事態。よく観ると彩色してある彫刻部分もえらいことになっている。徳川さんどんだけ総力つぎ込んだんですかっていう。

というわけで二条城である。

これは中学で来たわ。そういや、事前に作らされる「修学旅行のしおり」で二条城担当だった。書いた文章はすっかり忘れたが、スペースが余って城とは何ら無関係のイラストを描いたことは覚えている。

ここもまたとんでもないクオリティの彫刻がお迎え。

二の丸内部はこれまた撮禁なので、心のシャッターのみにとどめる。狩野派全開ゴールデンふすま絵に、まじまじと見入ってしまう細かすぎる欄間彫刻。そしてなんかどっかで(要するに時代劇で)観たような気がする大広間。豪華絢爛という言葉が実によく似合う御殿だった。

御殿内見学は、この障子の裏の廊下をぐるぐる回っていたことになるはず。ほぼ平屋建てなので余計に広さを感じる。

せっかくなので庭園も散歩。これまた非常に立派。広さを活かした奥行きのあるレイアウトに、おそらくしっかり計算されたであろう配置で大小の岩が無数に並ぶ。

池には橋もかかっている。場所が場所だけに、将軍さんもひまな時にはここを散策などしたのだろうか、と妄想も広がる。

ちなみに、城というくらいなので本丸も存在する。のだが、

なんでも非公開らしいので、堀は渡らずじまい。つーか後で調べたら、本丸に今ある建物ってもともと城とは無関係なのね。

それはともかく、全体としては京都でも最高クラスの施設であることを示す5本線にふさわしいものであった。なお、いうまでもなく金閣寺も同格。京都はそんなんばっかり、と旦那さん。
こうしてこの日の散策は終了。例によってわざわざ JR を使い、いつものバラ売り和菓子を買って帰った。

ところで、二条城からの移動は地下鉄を使ったわけだが。

なにかいらっしゃいますね。

て、こうやってつられる客がいるからこその二次元展開なのだろうか。

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