空と海との翼には (6) 港の盛況・1
24 Sep 2023
ここ数年で「行きやすい範囲にある店舗」がだいぶ新しくなった。日々のメニューに役立ちそうなものやちょっとしたおやつを扱うお店、ひと休みできるカフェなどなど。ありがたい。店を出す人たちの世代交代も背景にあるんかな。
さて7月九州、博多に戻ったところで初日終盤戦。
駅から荷物を取り出し、お宿にチェックイン。休憩もそこそこに出かけた先は、当家にとっての新スポット。
あらー福岡空港さんこんなにデッキ広くなって。2段構えで幅も広く、地方都市空港としてはたっぷりのキャパ。そしてそれなりに撮りやすいワイヤー仕様。ありがたや。
このロケーションのすごさは、序盤で早々に発揮された。
787 のプッシュバック真横姿、24mm ノートリミング。近っ!
少なくとも、タキシング中なら標準レンズで間に合ってしまう。伊丹ならあのでっぱってるエリアを開放しない限り無理な距離感。いいなぁ。
もちろん望遠があるに越したことはない。
国内線ターミナルは滑走路北端に近く、着陸は背中から追う形。でも全然見える。
そして福岡もうひとつのメリット、就航会社の多さ。FDA など国内各社も来るし、
それ以上に国際線の多いこと。地の利が大きい近隣諸国だらけとはいえ、いろんな塗装が来るのはそれだけでおもしろい。
いうまでもなく赤と青の2社は頻繁に。なんたって羽田福岡便は国内トップクラスの基幹路線やし。
って近い近い。望遠ではとても収まらない。裏を返せば、送迎の人たちにはとっても恵まれた環境。
その後もレンズや立ち位置を変えつつ、片っ端から撮る。
ひっきりなしの着陸の合間を縫って、あわただしく離陸。
奥の国際線ターミナル側には、色とりどりの機材が並ぶ(国籍はかなり偏っているが)。
さらに着陸ラッシュは続く。
というかずーっと離着陸が途絶えない状態に近い。
そして離陸機に囲まれる。自分たちの到着時も似たような状況だった。
現状は滑走路1本でギリギリ回しているから仕方ない。並行してもう1本増設が決まっているとはいえ、運用開始まではなんとかやりくりするしか。
そうこうするうちに、気づけば19時半。いくら夏とはいえ暗くなってきた。
1日分の疲れもあり、歩留まりも落ちてきたので、そろそろ引き上げよう。
こうして初日の撮影を終え、博多駅地下の繁盛店で夕飯…のはずだったが、よもやの大行列。本来は回転のいいタイプの業態なのにのんびりする客も多く、しばらく並ぶも断念。かわりを探してさまよううちに、新しいエリアに流れ着いた。
ここは16年オープンした「JRJP博多ビル」の地下にある「しらすくじら」さん。幸いすぐ着席できて助かった。
基本は串揚げのお店らしく、魚系のセットを頼んだらまあこれがうまい。あっという間にぺろり。
そして間持たせのつもりで頼んだごまさばが絶品。ごはんが欲しい味。
勢いでふらり入ったお店がうまいと嬉しいものだ。おかげで、いい感じに1日を終えることができた。
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