異邦人、香港に願う (26) 空中娯楽

昨日見つけきれなかった旦那さんの衣類。「郊外店のほうが品揃えあるのでは」説が浮上し、今日の買い物前に紳士服屋に寄り道。すると、サイズも柄も好みで選ぶ余地があるほどの潤沢な在庫。モノによっては都心じゃないほうがいいこともあるんやなぁ。
なわけで無事に終わった香港旅ラスト。次回おまけあり。

搭乗は順調に開始された。のんびり列に並び、真ん中らへんに着席。そして意外なことに気づく。

機内設備、全面リニュしてない?
正直言うと、B787 や A350 にでも当たらない限り、座席にしろエンタメ端末にしろ設備が古いのは仕方ないと思っていた。が、そこそこの経年だからこそ刷新されていることもあるようで。今回乗った B-HNS についてあとで調べたところ、今世紀初頭からエミレーツで使われていた機材を昨年引き取った模様。その際に新しくしたのね。

使用開始から1年くらいしか経っていないだけあって、あれこれ綺麗で便利。

モニタ下部の板を手前へ起こすと、ドリンクホルダーとともにちょっとした棚があらわれた。モニタ付属の USB コンセント経由でスマホを充電するなど、テーブルほどじゃない小物置きにいいね(棚を閉じて内側にスマホをしまうのもあり)。

ミニ棚がもっとも本領発揮するのは、実は食事中かもしれん。飲み物とカトラリーをミニ棚に置くと、プレート上がごちゃごちゃせず、食べるときも邪魔にならなくてとても楽。機内食自体が安定のトリプル炭水化物コンボ炸裂なのは、それはそれとして。

ハードだけでなくソフトもなかなかよい。

7ヶ国語対応は従来通り。初期画面の背景は大阪の観光地が複数流れていたから、たぶん目的地によって変わるのだろう。

トイレの利便性を重視して事前予約した席は、通路に出やすい内側4列の右半分。窓がない分、離着陸のお楽しみといえば機外カメラ。さすがにカメラ本体の古さは否めないものの、ヴィクトリア湾のほぼ真上を行く東行きコースは粗い画面でも壮観。滞在中に湾岸の上空を行く機影を何度も観たし。

近年の最新機材と同様のマップも装備。挙動がちょっぴり遅いのは、まあパソコンじゃあるまいしこんなもんやろ。

就航都市にはピンが置かれており、観光案内が写真つきでいろいろと。大阪の話してんのにページ下方で突然の奈良推しなど、たまに渋好みのスポットを出してくるのは、最近の香港民にはそういうのが受けるのか。あと海遊館の紹介文は笑った。

こだわりの寿司ファンを感傷的な気分にさせてしまうほどたくさんの魚が飼育されています。お寿司の代わりにお好み焼きを頬張って、大阪巡りにそなえましょう。

せっかくなので、食後に映画を1本観てみた。観る気になったのは画面の綺麗さと、もうひとつ。

まさかの「翔んで埼玉」配信中でして。めっちゃ気になってたけど映画館行きそびれたのよ。実によくできたバカバカしい作品だった(褒めてる)。いちいち笑えるんで、ひこうきのような静寂が求められる環境で観るのは大変だったが。

こうしてスムーズに関空到着。トイレを済ませている間に、シャトルはすっかり空いていた。

この旅行に合わせて3連休の末尾に有休を足した旦那さんは、翌日から仕事。真っ昼間に大阪へ戻る旅程を組んだのは、片付けなどを今日のうちに余裕を持って終えるため。

大入りティーバッグ、合味道(カップヌードルの現地生産味)など、おみやの大半は自宅用。マカオ風洋菓子も一部は自宅でおいしくいただいた。

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