異邦人、香港に願う (1) 視界良好
9 Nov 2019
しばらくご無沙汰しておりました。こないだの連休を使って、このご時世に空気読まず香港行ってきたよ。旦那さん曰く「行く頃にはもっと現地情勢回復してると思った」。結果的に、デモの長期化によって傾向と対策も取れる状態ではあったんで、安全第一・装備も軽め(望遠レンズなし)。行きたいところはちゃんと回れた。というわけで報告開始。
現地滞在時間を少しでも長くしようと、選んだのはいつもより早い9時台の便。7時台に荷物預けを済ませようと思ったら、リムジンバスには6時台前半に乗らねばならぬ。どこから乗るにしろ、自宅からでは乗り継ぎに不安がある。幸いタクシーの事前予約に成功したものの、10時発の次便なら普通にオール公共交通で間に合うことを考えると、あえて早めるほどのメリットはないな。
まあともかく、今回はこれ。いつものキャセイパシフィックさん、CX597。特に新しいわけでもない A330(B-LAZ)。ごく稀に A350 が当たることもあるようだ。
さすがに空席が見受けられ、4人横並び列の人たちが好みのポジションにごっそり移動できるくらいの余剰があった模様。まぁそりゃそうなるよねぇ。なんで当家が普通に乗ってるかは気にしたら負け。
恒例の「たらこベビー&ダディクール」(昨年の記事参照)を愛でつつ、だいたい定刻に近い出発。
いつもの風向きですいすい上昇、ぐいぐい旋回。右列窓側席からは、いろいろなものがとってもよく見えた。
神戸市ほぼ全景(垂水区除く)。神戸空港にアプローチをかける機材らしきものもちらり。
明石海峡もほぼ全景。橋もくっきり。いい眺めに目を細めつつ、淡路島から四国にかけて横断していく。
あのへんが松山かな。
10時発の便との最大の違いについて、このあと実感することとなる。
ごはんが朝食メニュー。炭水化物コンボもやや鳴りを潜める。ただこう見えてボリュームは結構あり、空港でうどん食べた後にはこれでも多いくらい。
レスポンスの鈍めな機内エンタメでゲームなどしつつ過ごすうちに、あっという間に香港上空。それらしきビルが見えてきた気がして、どのへんを経由してるのか覗いてみたら。
九龍半島がバッチリ見えるコースだった。写真ではわかりにくいが、雲の切れ間に九龍駅上の ICC も確認。
ヴィクトリアピークをも視界に入れつつ、さながら遊覧飛行の様相。今まで座った席が左列に偏っていたのか、はたまた天気が悪かったのか、ここまできっちり見えたのは初めてかもしれん。
こうして、定刻より30分以上早い着陸。偏西風が弱かったんかな。
比較的駅に近い11番ゲートでの到着とはいえ、結局荷物が出てくるまではそれなりに時間がかかったりするわけで。
いつものエア快で九龍へ着く頃には、13時を回っていた。
今回のお宿は珍しく、いつものホテル巡回シャトルバスが止まらない。かわりに、比較的近くに停車する K4 系統を使う。バスは途中で激しい渋滞に巻き込まれつつも、30分以上かけて近隣に着いた。車めっちゃ多かったのは土曜だからかな。
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