異邦人、香港を駆ける (23) 曇天帰路
9 Dec 2018
実家からの荷物に入ってたりんご、早く食べ切りたかったので思い切ってお菓子に。パイシートをフライパンに敷き、小さく切って煮たりんごを乗せて焼く。なんちゃってアップルパイ、なかなかおいしゅうございました。ただ量が多いんで残りは朝食で。
さて11月の香港旅、早いものでお帰りの時間となりまして。なお次回おまけあり。
綺麗に整備されたデッキは意外と利用者が多い。ただ飲み物が入手できなかったんで、とりあえず駅ナカで甘いコーヒーを1本。改札内で飲むと港鐡さんに叱られる(そういう規則)んで、反対側の屋外へ出てぐびっと飲み干してから駅構内に進んだ。
こうして毎度のエア快からの空港である。
関空便 CX502 のゲートはすでに決定済。あー、また中途半端に遠いスポットですなぁ。シャトル乗ってって歩いて引き返した方が楽できるレベル。だがせっかく早めに着いたので、結局歩いて構内をぶらぶらすることになる。
そうそう、出国フローが変更されていた。EU の出入りに使う自動ゲートとよく似た機械を使い、パスポートスキャンと顔写真撮影。流れは EU と一緒。だが香港の方が明らかに機器の精度がよろしい。がんばれ EU。なお、関空も入国のみ同様の自動ゲート使用が推奨されていたため、出国ハンコはあるのに入国ハンコがない状態に。時代は IC チップっすな。
とりあえず搭乗ゲートの表示を目視確認。ついでに待合スペース周辺に点在する「フリー Wi-Fi 兼充電スポット」を拝借。USB 直接挿せるのありがたいよね。
往年の市街地には普通に存在していたであろう屋台が再現してあったり、遊び心も健在。前回同様におもしろ茶器とかも展示してあったんだけど、不覚にもコンデジの電池がほぼゼロにつき残量温存したため写真はございません。
それはさておき、疲れてても空の色が悪くてもやっぱり気になる窓の外。むしろどんどん悪くなってませんか天気。
絶賛工事中の3期滑走路ができる頃まで、747 は飛んできているだろうか。
いずれにせよ、とても便利な空港であることに変わりはない。英領時代からの縁あり、地の利あり。ここから飛べる行き先は多い。当家でも今後、香港経由での他国渡航を視野に入れつつある。
で、乗るのはそれじゃなくて。
たぶん B-HNG。普通に B777。往路機材より各種機器はやや古かった。ともあれ、前回搭乗時ツボったモノに今年も再会できてなにより。要は離陸前の機内安全ビデオなんだが、往路では撮るのも忘れて観ちゃったので最後に改めて。
このぐるんぐるん巻きのお子様。日本ではあまり見かけないが、海外だと結構よくある「胎内と似たポーズをとらせて安眠を図るくるみ方」らしい。何度観てもじわじわくる。たらこキユーピーぽいし。
一方の旦那さんは、そのお子様のパパが如何なる非常時でも沈着冷静すぎてやはりツボっていた。酸素マスクが来てもライフジャケットを着ても常に涼しい表情を崩さない。ダディめっちゃクール。
まあそんなこんなで、すっかり日本味のカレーを中心に炭水化物コンボをいただき、あとはだらだらしているうちに着陸。日付が変わるかどうかの頃、なんとか自宅まで帰投したのであった。
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