北摂屈指の?観光地「カップヌードルミュージアム 大阪池田」に行ってみた話。
31 Oct 2019
本日も近場で済ませるネタ。著名スポットって、行きやすい場所にあったとしても「いつでも行けるからまた今度」になりがちで、そうこうしているうちに場所自体が消滅したり自分が引っ越したりすることが多い(特に後者)。これまでの引っ越し人生でいろいろ学習したこともあって、ひまな日に思いついてちょっと足を運んだわけで。
7月。旦那さんも月曜を有休にして、用事が済んだところで移動。
平日はバスツアーなどの団体さんが多そう。休日になると国内外の個人客が中心で、宝塚線でもよく見かける。ここに行った人はだいたい「目印」を持ってるからすぐわかる。
記念撮影の定番、創業者・安藤百福さんの像。台座はカップヌードル、手にはチキンラーメン。
同様の施設が横浜みなとみらいにもあるが、あちらはアトラクション多めのかわりに入場料がかかる。こっちはシンプルな分、基本無料。お金にうるさい関西人が続々来るのも納得。
まずはこちらへ。チキンラーメン開発の舞台となった、安藤家の小屋を再現したもの。
ここで生麺から製造。麺にスープを練り込むと製麺できないので、じょうろでスープをかけて味付けしたり。常温保存できるように乾かそうとするも、茹でると乾かないので蒸すことにしたり。天日干しでも高野豆腐方式(冷凍)でもうまく乾かないので、型に入れて揚げることにしたり。
さらに時代を下って、カップヌードルに関する解説コーナーも。
容器は発泡スチロールを使って開発。麺や具の崩れを防ぎ、輸送に耐える強度を得るため、カップの中間に麺がぴったりはまるよう設計。その上で製造ラインでは、麺にカップをかぶせて麺を固定。ふたは熱で圧着する方式を採用。
その後、膨大な種類と数のアイテムが発売されつつ現在に至る。よくお世話になる品あり、終売となったものの懐かしい品あり。そういえば当家の備蓄カップ麺も日清率が極めて高く、カップヌードル・どん兵衛・UFO が三大勢力。
と、歴史をふまえてからの「製造」へ。
数少ない有料コーナー「マイカップヌードルファクトリー」。といっても1カップ300円。カップ背面に備え付けのペンで絵などを描く。
それをカウンターに渡す。カップをかぶせて麺を入れ、具材4つとスープを選び、ふたを圧着、シュリンク包装。あとはお持ち帰り用のパッケージに入れたらできあがり。
具はときどき入れ替えるようで、当家訪問時は肉がコロチャー。最近は謎肉が置いてあるらしい。
なお2階には、予約制(おとな500円)の「チキンラーメンファクトリー」。1時間半くらいかかるので当家はスルーしたが、こっちも賑わっていた。
本来はいろんな商品をその場で食べられるコーナーもあるのだが、もうしばらくは休止とのこと。というのも。
昨年度後半の朝ドラに合わせて始まった企画展「チキンラーメンの女房 安藤仁子展」が、好評すぎて継続開催中。年度末までのはずが夏までとなり、さらに延長されて来年1月までとなった。どんだけ来てるんすか。
まあそんなこんなで、電車でよく見かける人たちと同じモノを持って帰宅。
なお、マイヌードルの賞味期限は1ヶ月後。次の週末ランチにおいしくいただきましたとさ。
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