ゆく空の流れは半ばにして (2) 新顔の見参

今年の花火大会、大阪界隈のは今月中にまんべんなく開催される模様。んで当家、先月の天神祭に続いて今日の淀川も「テレビ局がガチ機材でお送りする YouTube 動画」にて鑑賞。2画面体制で涼しく堪能した。近所のくらいは外で観ようかな。
なわけで5月末の関空後半戦。

でだ。到着時からずーっと、いちばん手前に駐機していたものが、ついに動き出した。

あぁあなたエバーやったんか。ブリッジから離れて初めてわかる所属先。いや、先端見えんとスタアラなことしかわからんやん。しかもよく観ると、自分が知ってる 787 より長い。「-10」らしい。
そして数分後、ひとつ隣の機材にも動きが。

えーと、はじめまして。スターラックスさん。とは? その場で調べたところ、こちらも台湾の会社。早い話が、エバーの後継者争いで揉めて辞めた人が立ち上げたと。でもってこちらの機材は A330neo。ふむふむ。

そんな台湾の2機が、ここで象徴的な一幕を迎える。

なんか刺さってんのはご愛嬌として。なんとこのわずかなタイミングでランチェン発生、あっちは北へ飛ぶのにこっちは南向きに出ようとしている。両社の関係性をそのまま写したかのような(考えすぎ)。

ともあれ、そうなると離陸するシーンの撮影はこれが最後か。ガンガン撮っておく。

この翼形状にもだいぶ見慣れたけど、やっぱ長いな。それだけ座席数が必要なんやな。

一方、すぐ飛ぶと思われたこちらはなかなか動かず。入れ違いで同社の別機材がファイナルアプローチに入っており、それが降りるのを待っていたのかもしれんが、真相は不明。

滑走路入りするまで数分を要した。こちらとしてはちょっとした撮影会みたいなもんで、存分に撮れたからよしとする。

その後は何事もなかったように、次々と離陸機がこちらへ転がってくる。

最初のピーチもここまで来てくれたら、派手な柄もよく見えたろうに。と、付近の親子連れの歓声に思う。

入れ違いのスターラックス2機めはあっさり B 滑走路に着陸(まあそうだろうと思った)。

今はまだやや少ない中国本土からの機材も、そのうちもっと増えてくることだろう。

と、ひとしきり撮ったところでそろそろ撤収。バスに乗って戻る。

燃料電池バスここにも入っとった。しかもこれは SORA、新橋で観たやつと同型である。乗れるぞー。

プラグはそこに挿すらしい。家電みたいでかわいい。走ってる音は確かにガソリン車とかより静かな気がした。

そしてターミナルへ戻ったその足で、駐車場ではなく裏のほうへ。最後にもうひとつ別のバスを見物してから帰ろう。

正面に燦然と輝くメルセデスのマーク。うん、シターロですね。近年ちょっとずつ全国各地で増えてる連節バス。ある程度キャパが求められるターミナル間連絡には、確かにちょうどよさげ。

なお余談だが、当家ではこれを「運転手つきのベンツ」と称することがある。嘘は言っていない。

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