嵐の前の逆風に (1) 彩る七色

本日は山のほうへ出かけたところ、途中までほぼ登山という真夏にしては過酷なコースでございまして、汗が止まらんわ心拍も上がるわ。旦那さんには体力不足の4文字で済まされたわけだが、にしても水分補給は大事っす。
さてここからは、法事ハシゴの前日に気分転換的な感じで撮った話。

折しも台風接近中。翌日の羽田行き、翌々日の伊丹行きはちゃんと飛べるだろうかと気をもんでいたら、仕事帰りの旦那さんから伊丹に行くよと通知が入る。ん? しばらくして意図を察し、髪切って帰ってきたばかりの状態から改めて出る準備。
要するにアレだったんですわ。

でた、わんほー。以前書いた通り、相変わらず月1〜2回ほど発生している。冬になると減るのだろうか。

今回はスカパーで観測することにした。とりあえず北端の駐車場につっこみ、そそくさと上がれば、やはり大勢のお仲間さん。

夏の西日本はひときわ日が長く、まだまだ明るい18時半。

山沿いの住宅地は既に影の中。低いおひさまを浴びた機体が浮かび上がる。

首都圏ほどではないにせよ、夕方の伊丹はそれなりに忙しい。

着陸の 14L ルートが確定するタイミングを見計らい、離陸機が 14R に進入。この状況、後方機内から観るのも楽しそう。

大柄なトリプルの助走も、向きが違うとちょっと新鮮。

陸を離れた瞬間、見事な順光になっていたのは機体のみならず、遥か遠くの生駒がはっきりと。条件良ければこんなによく見えるのか。

それを見送ったところで、あることに気づく。

虹だー。
やむを得ずあいぽん写真を合成(だいぶ無理がある)してみたが、このようにちょうど滑走路とスカパーをまるごと跨ぐ形で見事なアーチが出現。さらに、

数分後にはダブルアーチ化。ここまではっきりと濃い色を出した虹に会うのは、何年ぶりだろうか。

惜しむらくは、虹とひこーきが両方入るような広角レンズをろくに持ち合わせていなかったこと。とりあえず装備に含まれていた 40mm でお茶を濁す。

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