年またぎ西国放浪記・速報版

ふぅ。やっと記事を書く余裕ができた。なにしろ「うちの実家2泊(の前に神戸1泊)+旦那さん実家1泊」を続けざまに一気にこなすという行程になったため、この6日間ろくに休む暇もなく。ぶっちゃけもう1日休みたいくらいだがまあそうもいきませんので、取り急ぎ関西方面のおいしい食べ物をちょっと披露して場を繋いでおくとしますわ。

初日の三宮。12月30日という日程が災いして、どこの店も予約でいっぱい。相当彷徨った挙げ句、生田ロードから1本外れた小道で奇跡的に2席空いているお店を見つけた。

「いわし屋」。水槽が見えたので近寄ってみると、メニューに「ふぐ」の2文字。実は当初想定では神戸牛いいねという話で探していたものの、ステーキ屋が全然空いてないのでふぐに頭を切り替えたところだった。今の我々の脂耐性のなさを考えると、結果的に魚介類で大正解だったと思われる。

年末らしく奮発して、頼んだのはふぐコースの中でも最上級の「泳ぎふぐフルコース」。おひとりさま 7,000 円。
1kg クラスのふぐをその場でさばいてくれるということで、板さんが生け簀からすくったふぐを包丁入れる前に持ち上げて見せてくれた。なるほど、君が我々のごはんになるのだね。すみずみまでおいしくいただくとしよう。

1からさばくため時間がかかるので、手早く出てくる別の品を頼んで待つ。あん肝うまいよ。

まずは皮。ナイス歯ごたえ。

続いて、てっさ。ふぐ刺身にありがちな「薄いのを箸でまとめてガーッと取る」というのができる薄さではなく、しっかりした厚み。しかし、むしろそのおかげでプリプリ感を存分に楽しめる。

さらに唐揚げ。これまた弾力ある身を大いに味わう。

勿論メインディッシュはてっちりである。

さすが元が大きいだけあって身もたっぷり(アラ含む)。
余す所なくいただき、更にそのつゆで雑炊。なお、雑炊は鍋を一旦厨房に引き上げて奥で作ってきてくれた。というか、鍋本体の時点で結構おなかいっぱいだったのに、難なくぺろりと行けてしまう雑炊の美味さ。あまりに美味そうだったので撮影放棄して食べたのは正しかった。

そうは言ってもほぼ満腹なことに変わりはなく、デザートが小振りなのはありがたい。

いやー美味しかったですねー。やっぱなんとなくふぐに関しては西日本の方が強い気がする。旦那さんは推定5年以上ぶり、わたしは実家で最後に食べたのがいつだったか怪しいが10年近く前か。そんな久々ふぐが絶品でなによりでした。
ちなみに、この初日夕食以外のごはん写真は原則ございません。が、どちらの実家でも大いにごちそうしていただいたので、お互い重さが増えたことはほぼ間違いないかと。体重計こわいよー。

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