運ぶしあわせ、彩るひかり (1) まわる道程

旦那さんはちょっと用事で日帰りソロ東京。こっちは絶賛書き入れ時なわけだが、健保に入り直すという大変重要な用事があったので午後休。が、手続き終了後一旦帰宅したら出直す気が失せてきた。夕飯には出かけなければ。
さてクリスマス前にイルミ系の話でも出しますか。今年も行ったよルミナリエ。

もっとも懸念していた「2年前みたいにスーパー大迂回させられる可能性」は、幸いちょっとだけ杞憂に終わった。

正確にはこの後迂回が待ってるんだが、少なくとも元町駅を出てまっすぐ大丸に向かえただけ全然マシである。土曜18時半という時間帯にしては空いていたとも言えるか。

南京町を横目に観たら折り返し、大丸の西から北へ回り込む。

掲示ではここから30分とのこと。結果的には40分程度かかっているが、この先が予想より詰まったのであろう。

大丸前を過ぎると、あとは一昨年とほぼ同様のルートを辿ることになる。

はて、土佐清水とな。こんな居酒屋あったかな。どうやらこの2年で新たにできた店も、この通り沿いにはちらほらあるようだ。なお、この近隣に系列店がもう1つあり、観覧終了後このへんまで戻ってきて晩酌タイムとなるんだが、それはさておき。

大丸周回経路が変わったことにより、前回も観た教会に対しては、正面ではなく西側からのアプローチとなった。相変わらず単独で壮麗な造り。

今回も列はときどき流れが止まり、前方で歩行者をさばいているのがわかる。交通整理の係員氏は多言語対応の札を掲げていた。やっぱ海外のお客様も来るんですかね。実際、いろんな国の人をちらほら見かけたし。

順調に鳥居前通過。列の様子を伺いつつ、空腹に備えて駅で買ったパンをつまむ。

大阪もそうだけど、神戸でも地場産系のお店が流行っているようだ。これは宮崎系のお店。夕食を楽しむお子様が列に手を振る。振り返す人が複数(我々含む)。意外と進みが良くて心に余裕があるからか、催事特有の高揚感なのか、それとも関西だからか。

ようやく大丸の北東角まで戻ってきた。なんか派手っすね。

ここで左折。するとどこからともなく、謎の歌が聴こえてきた。なんか英語で walk slowly とか、中国語でなんちゃらとか。歩行者で混雑する現場にはぴったりすぎる歌やなぁと思ったら、最後に日本語で「ゆっくりと〜進んでください〜」。ま、まさか。
後で調べたところ、そのまさかだった。いわゆる雑踏事故を防ぐ意図で、兵庫県警が地元ミュージシャンに依頼して作った「ざっとうの詩~絆」。しかも制作契機はコレではなく、明石の歩道橋のアレ。あー、なるほどねぇ。世の中いろんな手法があるもんだ。

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