水の都に浮かぶもの (2) 銀色の挑戦

せっかく○○まで来て□□だけで帰ってはもったいない。という一文がテンプレ化してきたが、今回も例に漏れず。そもそもアヒルが降臨するきっかけとなったイベントも観ていこうと。


水都大阪 2009。って、そもそも全国的にどのくらい知名度あるんやろ。関西在住のわたしですら「名称は知ってたが会期も場所も知らん」状態だったので、アヒルがなかったらそのまま終了されてた可能性も。
そのアヒルは、会期途中までの期間限定で八軒家浜に浮いている。それを眺めに来た直後。ん? なんか変な船が来たよ?

直前に携帯サイトを覗いて、イベントの一環としてアートな船が来ることは判っていた。どうやらこれがそのようだ。思わずカメラを向けると、船は徐々に首をもたげ始めた。

銀のドラゴンであった。しかも口が開いた。ねーねー、そっから何か出したりせん? と待っていると、2、3度ぱくぱくした後にやってくれた。

って、水出たよ。マーライオンかい! ここは威勢良く炎でも吐いてほしかったところだが、まぁこれはこれで。後で調べたら、日によっては炎が出るらしい。いいなー。

ちなみに、顔が一番かっこよく見えたのはこの角度。


数回ほど噴水を繰り返した後、ドラゴンは向きを変え、首をたたみながら中之島方面へ戻っていった。
と、思いきや。再び首を起こし、アヒルに向かって突き進む。

じりじりと距離を詰めていくドラゴン。時折、威嚇するように水を吐きながら、一旦通り過ぎては引き返し、アヒルを牽制。が、ひるむアヒルではなかった。

「何か文句ある?」「す、すんませんでしたー」
アヒル圧勝。って、つい小芝居つけちゃうのは性分なのか。

そんな10分ほどに渡る戦い(?)を見届けた後、延々アヒルを激写していたわけで。この後は今度こそ水都本体の展示物を観て回るよ。

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