オフピークさっぽろ24時 (14) 山上の乗物・2

近所の梅の木の開花が一気に進んでた。鳥さんがやたら賑やかだと朝から思ってたが、花に集まってきたのだろうか。とはいえ、人間にとっては相変わらず寒いわけで。
さて本日も、見晴らしのきかない日の藻岩山にわざわざ登った話の続き。

はい、こちらが山頂でございます。雪にもめげず展望台へ直行。

いやー、わかっちゃいたけど見事に見えませんね。探してみようどころではない。

だいたいすぐそこの中腹駅ですらこんな感じやし。

が、雪の強弱なのか風向きの運なのか、たまに市内の景色らしきものが見えるときがある。かなり無理して現像してみた。左奥ののっぽ建物がきっと昨日登った JR タワー。多分そうだと思ってる。うん。

ついでに1階から屋外に出てみる。せっかくここまで来たので、いちおう自分の足で山頂を踏んでおこうと思って。というのは後付け。地面は雪でかなりかさ上げされていた。

あー寒かった。じゃ、降りますか。そそくさと復路もーりすカーへ。

今度は山頂側の車両を選び、さっきよく見えなかった設備類をじーっと観察。

スノープラウがあることに旦那さんが気づく。言われてみれば、鉄道そっくりの2本のレールに対してなにかが2個ついている。登る時に活躍しそう。

発車したので「線路」もチェック。レールの外側にケーブルが2本。うん、確かにこの形は初めて観たわ。

正味の乗車時間は2分少々。あっという間だ。まあそんなに距離もないんだけど、これがあるとないとでは雲泥の差なことは疑いようがない。

改めて観ると、途中から一気にがくっと急になる傾斜。この線形を安全かつ低コストに進むには、角度変化にフレキシブルに対応できる、車体ぶらさげ式の車両が必要だったのだろう。

おみやげ等を物色している数分の間に、不思議な乗り物は再び山を登っていった。

あれこれ買い込んで、最後にまたロープウェイで下山。

今度は違う車両に当たった。あちらの2号機はエゾフクロウのシルバー、1号機はエゾリスのオレンジ、らしい。

下界でも雪が強くなったようだ。それでも容易にはささらを出さない辺り、札幌民はこの程度の雪では動じないということか。

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