おひさまと水の国 (1) 黒部の太陽・1

路上のそこらじゅうに蝉が転がるようになった昨今。なんか今日寒かったな。夏はもう終わりかと思いきや、また暑くなったりするとかしないとか。体調維持に努めよう。
ではここからは、あくせすライブ直後に出発した、ちょっとハードな信州ツアーのお話。多分2週間以上かかるんで、どうぞごゆっくり。

長い道程だった。夜のうちにさくっと移動して朝を待つ…はずが、中央道のダブル事故渋滞に行く手を阻まれる。八王子からあきる野へ迂回、御坂から甲府へ迂回。夜間運転の苦手なわたしは、少しでも旦那さんのサポートになればと地図を抱えてナビするのがやっとだった。が、ライブ疲れもあって結局3時台に寝落ち。5時半にようやく辿り着いた駐車場で、旦那さんは束の間の仮眠。
そうして迎えた、7時ちょい前。

駐車場を出て森を抜ける。晴れ渡る青空がまぶしい。

ここは扇沢駅。「のりもの」に乗るためにはるばるやってきた。

とっても素敵な運賃設定。ただし、我々の狙いを達成するには最安価格の往復で充分。

どう観ても発車時刻の7時になったので、次の7時半ので行こうと気楽に改札へ。だがしかし、駅員さんたちが随分乗り気で待ち構えている。どうやら、我々含む7時ギリギリ組にも乗ってほしいようだ。

ホームに出たら、このとおり。写真ではさっぱりわからんが、乗り口の階段が1段空いてるか空いてないかくらいの、要するに押すな押すなのスーパーつめこみ。それでも乗ってほしいようだ。ふむ。んじゃ頑張って乗るよ。

というわけで、人生初のトロリーバス乗車は乗っているのが精一杯な状態だった。詳細はゆったり楽しめた復路に譲るが、とにかく最大の目的=500系と同じ東芝 GTO の「みー」に聴き入ったことは言うまでもない。

さて、駅に着いたので下車。

勿論ここまで来てダムを観ずに帰るわけがない。てことで、ダム直結の下りか、ダムを見下ろせる上りか、いずれにせよ階段の2択。まぁとりあえずここは俯瞰かな。では登りましょう。

と軽く言ったものの、これが220段ほどございまして。休みながらって言うけど、休みすぎると多分無理。

ダムダムくん(マスコットのオコジョらしい)がそう言うので水飲み場に寄ってみたら、

これがまた行列のできる水飲み場だったので、遠巻きに眺めるだけにしておく。

そしてまた登る。するとその先にはアレが待っているわけで。それを次回からたっぷり出す予定。

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