関西おとぎ草紙 (6) 活発なる休暇
15 Sep 2011
珍しく旦那さんが会社の飲み会だったので、久々にソロ外食。うっかりジョナに入ってしまい、青山の某社で飽きるほど食べたはずのメニューをうっかり頼んでしまった。懐かしかったけど、10年経っても反射って抜けないもんかね。
おなかいっぱいになったところで、生駒の続きをあとちょっと。
現実が待っている、と言いたいところだが、ある意味まだ別世界。
ここから下は、ケーブルカーには珍しく「単線×2」という余裕ある構成。左側は乗らないように貼り紙がされていたが、繁忙期だけ動かすらしい。多分それはお寺の参拝客が多い時期のことなのだろう。
んで計算通り、今度の下り車両はブル。
えーと、今更なんだがやっぱりかなりとんでもないデザイン。こっちの目の部分はサングラスか。
ミケとブルがあまりにキャラ強すぎて、普通の電車なら充分注目されるであろうラッピング車が地味に見える始末。
時系列いじるけど、麓にいた車両も似たようなテイストなので、ゆめいこまコンビは本当に普通。それだけに、動物化したテコ入れが如何に思い切った策かということをつくづく感じる。
うちらが駅に戻った時刻は、山上からの下りが着くより早かった。それが着くと、夏休みで遊園地へ遊びに行った帰りと思われる親子連れですぐ満員になり、ほどなく発車。
ブルのかぶっている帽子がどう観ても警官風なので、車内 BGM に「犬のおまわりさん」を期待したが、それは残念ながら違った。だってミケの方がベタに「ねこふんじゃった」だったから、つい。
そしてミケと離合。やっぱりお子様たちの大注目を浴びていた。
この写真観てて、ケーブルカーとしては非常に珍しい気がする設備がもうひとつあるのを思い出した。踏切。て、線路の真ん中でケーブル動いてる時(通過後とか)に通って大丈夫なんすか。多分大丈夫なんだろうけど。
こうして、生駒ケーブルも無事完乗達成。
なんつーかその、随所においていろんな意味でインパクトありすぎ。おかげで、車内アナウンスでさりげなく解説されていた「日本初のケーブルカー」という歴史がすっかりどうでもよくなってしまったではないか。
何にせよ、他所のケーブルと違って普段使いされているからか、財政的に不安をあまり感じない珍しいローカル乗り鉄のひとときであった。
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