おひさまと水の国 (2) 黒部の太陽・2

わかっちゃいるけど税金の類が高い。会社員やってた時の収入で計算されてるから高くなるのは承知だったが、それにしても高い。来年は激安だろうなぁ。本当は税金高いなーってくらい稼げた方がいいのかもしれんけど。
さて今日も盆遠征のお話。厳密に言うとここだけ信州じゃなくて富山か。

えっちらおっちら階段を上った先。展望台は、圧倒的な景色を用意していた。

絶え間なく噴き出す水の束。米粒より小さな人影。これがかの有名な黒部ダムかー。ていうか、大きすぎて縮尺感覚が一瞬で麻痺った。

見上げれば、ダム湖の上は鮮やかな夏空。PL フィルター要らずの濃い青に見とれる。

朝ということもあり、うちらがいる側の山が影になって明暗差が激しく、うまくまとめるのに苦労する。ただ逆に、時間が下れば下るほど逆光になったりせんかなと。

展望台からはダムだけでなく、周囲の山々も眺めることができた。

頂上を雲に隠した立山には、この季節でも解けない雪。

背後を観ると、下に続く階段が。行ってみよう。

ダムのコンクリートを流し込むのに使ったバケツ状のものが、資料として残されている。これだけでもでかいが、後で現役当時の写真を観たら、流し込む対象物の方がでかすぎてまた感覚麻痺。

このケーブルの切れ端も当時のもの。GR を使って太さを表現しようとするも、やはり相手が太すぎる。

しかし、軽い気持ちで降り始めたこの階段。

眼下を確認すると、ここでもまだ人が豆粒。別に高いところ苦手なわけじゃない旦那さんでも、思わず壁側を歩きたくなるこの高さ。勿論わたしも。

が、ふと振り返ると山間に小さな虹を発見。それをどうにかして撮ろうと苦心する余裕はあったようだ。

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