彼岸の里と北辰の星 (7) 童心は森林に

ここに来てから、駅前の八百屋(?)でわりと安く売っているので買うようになった魚類。で、今日の夕飯は鯵の干物。結構美味しかったのだが、リビングが鯵の香りで満たされて全然消えない。秋刀魚に限らず焼き魚の宿命か。
では秋彼岸ののせでん巡りラスト。

お詣りを終え、リフトまで戻ってきた。

先程からちょいちょい、紅葉を始めた木がある。もうしばらくしたら、一帯も見頃を迎えたことであろう。

下りは旦那さんが先に乗る。2人で行った先にリフトがあったことは実はあんまりないんだけど、乗るときは比較的この順序(上りはわたしが先)になることがなんとなく多め。
さすがに15時台から上る人も少ないようで、すれ違う椅子は空席が多かった。

よくよく観ると、ごく一部に白い彼岸花の姿が。白は意外と見かけないね。

リフトが着いたところの広場にも、ちょっと寄ることにした。

妙見の水を是非とも飲みたい、とかそういうわけではないんだが。飲んだけどおいしかったよ。えーと、目的はそこではなく。

来るまで完全ノーマークだったんだけど、ここには「シグナス森林鉄道」というちっちゃいトロッコ列車がある。ということに気づいたのは、なにやら鉄道の気配を感じて近づいてみたらちょうど発車のタイミングだったから。
ぐるっと回って戻ってくるっぽかったので、お帰りを待機。

公式によると「能勢電鉄の社員が手作り」らしいが、なかなかどうして(いや本業だから当然か)小さいながらも立派な造りであった。
シグナスは北の星座。北極星を祀る山にふさわしい名前やね。

と、思わぬ出会いもありつつ、そろそろ下山。

いろいろ歩き回ったし、何かおやつでも買おうか考えたが、広場のカフェはイートイン、山上駅で売るアイスではのどが渇きそう。結局手持ちのお茶でお茶を濁す。

帰りのケーブル車両は「ほほえみ」だった。色違いだが、こちらもウッディな装飾は似合っている。

往路は歩くほかなかったけど、幸い復路はバスのタイミングが合って助かった。

本当言うともうちょっと頻度があるとうれしいところやね。

なわけで、あとはスムーズに電車で帰ったのであった。

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