陸海空のつどい (2) 歴史並べ

ぶらり撮影から帰ってきてバックアップとろうとしたら、NAS の様子がおかしい。いっぺん明らかにエラー出たので、そろそろ寿命なのだろうか。仕事データも大量に入っているので、対策は取らざるを得ない。なにかと物入りな時期にまた出費か…。しくしく。
さて先月末の羽田から、飛ばないもの部門を。

国際の定番ポイントに移動。2フロア建て増ししてから来たのは初めてだが、最上階以外なら支障なさそう。ここで1時間程かけて、モノレールの第2ビルからの折り返しを淡々と撮っていった。せっかくなので以下「新しい順」に並べておくとしよう。

まずは今回の本命、7月にデビューしたばっかりの 10000 形。2000 の次なのに 3000 とせず桁を変えてきたのは、新車への意気込みの現れだろうか。

フォルムとしては 2000 形を順当に継いだように見える。真正面顔は鮮烈な黄緑が強い。

サイドに回ると特徴的なのが、両端の濃い青から中央の水色に変化する帯とロゴ。厳密に言うとグラデーションしているのは端から2両目のごく一部分だけだが、遠目にちらっと観ると滑らかな変化に見える。目が勝手に補正してるのか。

続いて 2000 形。新車慣れしていないと未だに「新しい方」という目で観てしまうが、なんだかんだでもう十数年。

こちらは青紫と赤のコントラストが効いている。

色帯が細め(1000 形比)だからか、面積比的に白い印象もわりとある。

あとは言わずと知れた最大勢力にして現役最古参な 1000 形。

水色が目を引く正面。このカラーリングのイメージが一番強いのは、それ以前は当路線の存在自体をあまり意識していなかったためだろうか。

平成初頭の車両ということもあって、リニューアル色にもかかわらず、どことなく昭和の残り香。

新幹線同様にオリンピック合わせの開業だったから、今年で50周年なのも同じ。そのおかげで、記念事業として過去の塗装がすべて復刻された。
まず、昨年 1000 形を原色に戻した 1085 編成。

白地(正確にはクリーム色か)に赤と、いかにもジャパンな配色。

20世紀中はこの塗装だったそうだ。ということは、浜松町勤務時代にいくらでも目撃しているはずだが、残念ながら記憶も記録もなし。

そして今年新たに復刻された、500 形色リバイバル・1049 編成。

鮮やかな赤ボディと白線。特に前照灯周囲の塗り分けラインはこれぞ昭和。

500 形は91年まで走っていたというから、浦安から九州へ転居した際、この色の車両に乗った可能性が極めて高い。小1の自分にカメラを渡して確かめたい気分。

と、豊かなバリエーションを楽しむことができたのだが、この日は初期色バージョン(1019)が運用に入っていなかった模様。以前沿線撮りで捕獲できているんだけど、できれば同じ場所で撮りたかった。新車が出たから 1000 形の引退も近い。いずれ再訪かしらん。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。