オンリーワンのある街 (19) おもかげ丘陵・3

この週末のおでかけがどうなったかについては、またそのうちゆっくり書くとしよう。その前に以前のネタを早く書かないと忘れそうなんで、どんどん行くよー。リニモの巻ラスト。

リニモという時点で長年のお友達にはバレそうだが、降りた駅というのはこちら。

愛・地球博記念公園。名前がズバリすぎて説明不要なレベルっすね。でも略称モリコロパークってのは存じ上げませんで。
愛知万博といえば、何を思ったか 05 年といういろいろ大変な年に特攻してしまった思い出のイベントである。

うわーなつかしー。と言えたら非常に話のまとまりがよろしいのだが、残念ながらそうでもない。かろうじて奥の平たい建物にはかすかに見覚えがあるが、手前のドーム状の物体は完全に閉幕後のもの。丘の形状もなんかちがうような気がする。上物を大半とっぱらって芝生化しちゃってるから、わかるもんもわからんわな。
万博当時に一応デジカメは持ち歩いてあれやこれや撮ってはいるのだが、その後ぶろぐの記事にする余裕がまるっきりなくて、お蔵入りしたまま8年。ってもうそんなに経ってたんかい。ひえー。

※2016.08.15追記:当時の写真を記事化しました(全3回)。

当時は鉄ヲタ休眠期間でもあったため、当時のリニモ写真は一切ない。というか乗ってすらいない。そういう意味では、わたしの万博はやっとこれで終わったと言えなくもない。

リニモが静かにやってくる。ホームにいても、本当に直前までろくに接近音もないのがすごい。やっぱり浮上してるからなんだろう。

当時の記憶は欠落しているが、観覧車と手前の白い建物も当時からのもののようだ。

場内どこも人だらけだったあの頃、大勢の観客でごった返していたであろう駅前は、いまやすっかり静かな公園。ここに世界中からいろんなパビリオンがやってきていたことを、ともすれば忘れてしまいそうだ。

と、あやふやな思い出に浸ったところで、そろそろ戻るかね。

路線全体に勾配とカーブが多発しているのは、乗っていても判ったけど、地図を出されると改めて納得。

この駅だけが2面3線。万博会期中よりは規模縮小したが、それとなく往時を偲ばせてくれる。

駅ごとに違うマーク。駅番号とどっちが覚えやすいかは人それぞれ。

平日で空いているのをいいことに、結局復路もついつい最前ゲットだぜ。首都圏以外の路線の場合、次いつ乗れるか判らんし、このくらいしてもよかろう。

それにしても実にスーパーシンプルな外観である。上のラインの両端に駅マークが入ってるのが、チャームポイントといえばポイントか。前だけじゃなく横も窓が広いのはいいね。

全面ホームドア完備ということもあってか、新交通の類の駅の屋根は大半が短い。ここも御多分に漏れず。がっつり覆ってるのなんてゆりかもめくらいじゃなかろうか。

見慣れたインフラと見せかけて、駆動方式だけは既存システムとぜんぜん違う。そんなリニモであった。しかし、ゆとりーとにしろこれにしろ、名古屋は日本初が好きなのか。でかい箱モノ好きと同じ理屈か。

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