国境のタイムスリップ (4) 空中遊覧
16 Oct 2017
仕事で予想外のバグ(?)を発見。ざっくり言うと、キーボードのみで閲覧した時だけ操作不能になる問題。これまでの検証で全員マウス使ってたから全然気づかんかった。アクセシビリティの確保って難しいなぁ。
では春の須磨、最後に改めてメインの乗り物を。
山上駅から見下ろす。こうしてみると結構な高低差である。
のりばの列に並んでふと横を観たら、諸元がバッチリ掲示してあった。これはまとまっていてとてもわかりやすい。が、全部理解できるとは言っていない(鋼索の形式とか書いてあってもあんまりわからん)。
ともかく帰りの「うみひこ」に乗り込み、3分間の山下りスタート。今度は空いており、ちゃんと窓際で落ち着いて景色を眺めることができた。
この程度の距離だと途中に支柱は必要ないのだろうが、実際乗ってみるとびっくりするほどロープがたわんでいて、これで安定して下りられるのが不思議になる。
まもなく中間地点。下から「やまひこ」がやってきた。おっ、ちょうどいいところに快速まで通過。やったね。
あちらは家族連れなど多くの人が乗り込んで盛況の様子。なにやら手を振っている人がいる。思わず振り返す。観光地あるある。
当たり前っちゃ当たり前だが、山陽とクロスする真上の部分がちょうど駅舎。よって下の電車は言うほど見えない。なんかいるなーと覗き込んでいるうちに、もう下車のタイミングになる。
こうして麓に帰還。細々ながらも意外にしっかりと(失礼)生き残っている姿は、改めて観るとちょっと頼もしくもあった。
最後に付近をちょっとだけぶらぶらして、地上の電車も見物。
折り返し線には阪神車。昔の山陽、阪急と乗り入れしていた時期もあったなぁと、かすかな記憶をたどる。
電車とロープウェイのコラボは意外にも難易度高く、両者停車中ではあまりよくわからん絵面になる、という若干の誤算はありつつも。
この昭和感、しばらくはこのまま保たれ続けるんだろうなぁ。と、初めて来た場所なのにどこかしみじみした思いすら抱きつつ、あとは来た道を引き返して帰宅したのであった。
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