夏来にけらし東京の (1) まっすぐ新線・1

旅疲れの残りか、体調いまいち期なだけなのか、とにかく仕事に支障が出る程度の頭痛には困ったものだ。てか、最近ずっとタスクが多いまんまで疲労がたまってるのかもしれん。来週もゆっくりできそうにないしなぁ。
とまあ愚痴はさておき、ここからは5月中旬の都内のお話を。

今回のターゲットはこちら。

えぇ、またまた新交通ですよ。今のところ最新路線と思われる日暮里・舎人ライナー。通称にっとね。
しかも路線名称の横に燦然と輝く銀杏マーク。この手のものはたいてい三セクを立ち上げるのが通例なんで、純然たる公営は初めてじゃなかろうか。

この後の予定も考慮して、都営まるごときっぷというものを入手する。なんと都営交通手段ならなんでも乗れる太っ腹な1日券。それを早速改札に通し、次発列車の最前をゲットして発車待ち。

あの車両が到着したら、入れ替わりに発車となる。
一部区間だけなら以前乗ったことはあるが、車両をじっくり観察するのはほぼ初めて。必要最低限の装飾で済ましてるところが経済的というかなんというか。

最近集中的に各地の新交通を観て回っているせいか、ポイントの形状にも慣れてきた。ここは直進(緑)とそれ以外(オレンジ)で色分けしてあってすごくわかりやすい。

というわけで出発進行〜。

もともと、住民はいるのにバスしかなかった鉄道空白地帯に作られただけあって、沿線にはマンション多数。まあ北端とはいえ都内だから需要は地味に多そうだ。なお、対向列車はどれも先頭が大人気だったが、それは単に前面展望人気というより、西日暮里と日暮里の乗り換えに便利だからっぽい。

そんな中、周辺がすっきり緑だらけになったなと思ったら、そこが舎人公園だった。

向かって右側の敷地の地下に車庫があるらしい。

駅を過ぎてすぐに、新交通特有のごつい分岐登場。中央が引き上げ線。

さらに2駅ほどでもう終点が見えてくる。乗車時間としては20分ちょいだが、バスより速くてキャパもあることは間違いなかろう。

ポイントの色分け板と同じ、オレンジの信号が出迎えてくれた。

降りる直前に、車内から終端を確認。至ってシンプルそのもの。延長する気はあるのかないのか微妙なとこだが、多分しないだろうな。理由は後述。

終点の駅名は長かった。見沼代親水公園。

下車後に地図を観て、そのものズバリの公園が至近にあったので納得。そしてこんなとこであっさり終点なのも納得。川のすぐ向こうに、埼玉との県境が迫っていた。そりゃ都営交通はそんな簡単に都内出ないわな。他県まで行ってる路線って多分新宿線くらいなんでは、と旦那さん。

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