近い未来のユートピア (3) 山に蝸牛
28 Jul 2010
明後日にかけて神経を使う日が続きそうだ。がんばって乗り切ろう。
梅雨明け前の東京ネタの続き。一般的にいう鉄道ではないのだが、「レールの上を走っている乗り物」ということでひとつ。
ほぅ、あれが噂のアレか。せっかくだからもっと近くで観たいな。マクドでテイクアウトしてあれ乗ろう。
ごったがえす店内でどうにか昼食を仕入れ、高架をくぐると乗り場はすぐそこ。ちょうど満員になって出発するところだったので、折り返してくるのをしばし待つ。
「飛鳥山公園モノレール」だか「あすかパークレール」だか、名称がどうも定まらない。が、個人的には車体とホームドア(?)に書いてあった「アスカルゴ」が判りやすくて好き。飛鳥山のエスカルゴ。
後で調べたら、それぞれ正式名称・路線(といっていいのか)愛称・車両愛称だったようで。
っと、そうこうするうちに戻ってきたよ。
結構ぎっしり乗ってる。というより、そんなに定員がないのか。
ともかく降車終了を待って乗り込む。椅子もあるが、わたしの荷物がでかいのと、多分座るまでもないのと、年配の方やお子様に譲る方向で、2人とも壁際に立った。
立ってて正解やったよ。窓の外が四方とも見える。
確かにモノレールだ。両脇の紫陽花は、ピーク時にはさぞかし見応えがあったことだろう。
ふと出入口の横を観て、この乗り物の本質を思い出した。モノレールとは言われているが、機能的にはエレベーターに近い、と、どこかで読んだ記憶がある。実際、目の前のパネルには階数ボタンそっくりの行き先ボタンと、極めつけに開閉ボタン。
そんな施設を作っているのが、嘉穂という地名で福岡県とすぐ判るローカル企業だったりする辺りが、興味深いところでもあったり。
振り返れば、そこは JR の高架。
もう梅雨は終わったのかと思うほどの夏空の下、いろんな車両が行くのを眺めることもできた。鉄な人には何かとおいしい。
所要時間は1分少々しかなかったのではないだろうか。
瞬く間に「終点」が見えてきた。
乗客を吐き出すと、アスカルゴは数人の帰り客を乗せてまた山を下りていった。
Comments
こんにちは。
結構しっかりと車内の様子も景色も撮っていたんですね^_^ こちらは殆ど見てるだけでしたよ。アスカルゴ、確かに便利ですが健常者の場合はあの高低差なら歩いて上った方が早かったりもします・・・。
モノレール型の斜行エレベータと言った方が相応しいのかも知れませんね。そうそう、高低差のあるゴルフ場などでもこんな具合のありますよ。
こんばんはです。
小倉時代に刷り込まれた2大ジャンルが「路面電車」と「モノレール」なので、後者のアンテナに反応してあれこれ撮ったと思われます。元気な大人なら徒歩の方が早いでしょうね^_^;
ゴルフ場は確かに需要ありそうですね。ホテルやお墓(!)にも実例があるみたいで、バリアフリー的な意味で今後増えていくかもしれません。
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