遠征したら右往左往だった件 (3) 街路に機会探す

便利なので常備している調味料、ふと気づいたら来週が賞味期限。このまま捨て置くのはもったいないと、今日のメニューに採用。幸い一気に使える量だったんで、綺麗さっぱり食べ切った。めでたし。てことは、新しいのを買ってこねば。
さて昨年末の広島、クリスマス電車のおっかけは続く。

サンタさんは駅に向かったようだ。てことは、次の運行に備えて車庫へ帰るよね。と想定の上、駅から車庫への一般的コースであろう紙屋町へ移動。

そこへ通りかかった見慣れぬ塗装。どうやら広電バス復刻柄と揃えているようだ。て、あなた 1001 さんじゃないすか。まさか LEX 汎用柄とリバーシブルだったとは。

そして横川方面からまたしても 1011。行く先々についてくるかのような錯覚。

転スラもひたすら同区間を往復してるっぽい。さっきと違う面をよく観察すると、「もみじ饅頭は餡の種類が多いため、個包装を開けてしまうと中身の解析は困難です」などというご当地ネタがちゃっかり仕込まれていた。

久々の広島訪問となる当家にとって、もうひとつ初顔合わせの存在が。

5200 形、Green mover APEX。導入が19年以降なので、そりゃ撮影経験ないよな。
滞在中にもっと撮りたいなと考えつつ、ここで一旦現場を離れる。お宿へのチェックインのためだが、紙屋町に張り込む理由がなくなったのも事実。というのも、巷の目撃情報によると、駅〜車庫の回送を皆実町経由でやったらしい。まったくの想定外でしたわ。

しばし休憩を経て、仕切り直しで再び袋町からスタート。

地道に走る神戸市電。夕方が近づき、行き交う車が増えてきた。

再び紙屋町で様子をうかがうも、ここでは厳しいか。あ、この 5110 は入らないの承知だけど、当編成に乗ったところ、ラッピング元である広島交響楽団のえらい人(おそらく総監督の下野さん)が電車好きを公言する音声が流れてきた。なんやその趣味と実益。

ともかく駅寄りに少し移動しよう。電停に向かうと、先発がまさかの APEX。図らずも初乗車達成。

17時過ぎ。予定通りなら、アレはもう駅を出発している。あまり行き過ぎてもいけないと判断の上、八丁堀で下車。いうまでもなく広島入りと同時に1日券を買っているので、1〜2電停でも気軽に乗り降りできるのはいいことだ。
乗ってきた APEX を見送ってまもなくのこと。

いらっしゃいました。夕闇迫る景色に、点灯された電飾がほんのり色づく。

この回の貸切はスマホ位置ゲー「駅メモ」のイベントだったようで、系統番号を掲示する頭上の幕にイラストが入っている。

ふぅ。とりあえず撮れた。横川往復と仮定して原爆ドーム前へ移動。

モノがモノだけに言いにくいけど、ずいぶんと綺麗な澄んだ空を背負った姿は妙に美しく。

せっかくなのでなんでも撮る。国産超低床車が3種にまで増えて、肩身の狭そうな初代ムーバー。

元ピッコラ(1002)もワイン色ではなく、別のラッピングをまとっていた。

そしてふつーにいくらでも撮れる APEX。すでに6本いるらしい。

宮島線向けの仕様ということは、いずれ古参の長編成形式がいなくなるって意味でもあるね。

結局、サンタさんは来なかった。夕方も宇品往復コースだったか。

他にもカメラマンがいるから大丈夫かと思ったんだけど、彼らのお目当ては神戸市電。主役クラスが複数いると、周囲の動向から状況を探るのも少し難しくなるもんだ。

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