あたらしい旅行様式 (20) 拠点に集う色
7 Nov 2020
この週末は今日の方が天気いまいちらしいんで、普段日曜にやってる掃除や買い物を今日にシフト。多くの店でレジ袋が有料になって久しいが、今日つけてもらった袋は購入品との相性が悪くてちょっと破けた。次からは手持ちの丈夫な袋を使おう。
さて夏の長崎、電車たっぷりタイムもそろそろ終盤。
時間には余裕がある。せっかくなので、今回まだ行ってない車庫に寄っていこう。
例の改称で電停名から「前」がとれた浦上車庫。以前の訪問時に見かけた、ずらっと数字が並んだ不思議な信号機が現役だったかどうかは確認し忘れたが、一方でこんな信号機群が以前からあったかどうかも記憶がなく。
南行きのりばに移り、見える範囲をしばし観察することに。
ちょうど回送車が車庫に入るところだった。目の前でポイントを渡り、奥の方で入場するのを見送る。
入ったのはそこの 1701、さっき見かけた親和銀行。朝のピークをとうに過ぎた10時台、それなりの数の車両が待機中。背後の建物はそんなに変化ないかと思いきや、帰宅後よく観たら奥の方にでかいのが増えてた。
塗り直し作業中とおぼしき車両がちらり。で、そこに置いてある 1051 はなんだ。あとで調べたところ、仙台のお下がり(この塗装は仙台時代の復刻)で長らく動態保存されていたが昨年引退、来春リニューアルする西武園ゆうえんちに引き取られることがつい先日発表されていた。その際に塗り替えるっぽいから、この姿は最初で最後の目撃。
若干見えにくいところに、鮮やかな赤が目をひく 207。ビール電車やおでん電車の担当で、今年塗り替えたものの、ビールもおでんもあえなく中止。来年は出番が作れるといいね。
車庫周辺は業務用の建物が取り囲んでおり、電停以外からの観察は実質不可能。
そのかわりと言ってはなんだが、電停のすぐそこに遮断機も何もない踏切がある。
ここは本社所在地でもあり、書体から綴り方までいろいろと年季を感じさせる看板が、踏切前に掲げられている。この踏切でちょっと撮っていこう。
そんなときに限って通りかかる 1505 ワンク。とっさのことで全面撮れずじまいだが、大浦天主堂じゃない方の柄は野崎島(五島の近く)だったようだ。
落ち着いて後続車を。ここで運転士さんが交代する場合、中の人どうしの挨拶が交わされることも。
レトロ感が欲しいといって原色を狙うとなかなか来ず、あきらめて帰ろうとするとやってくる。接近する姿が見えて、あわてて戻って無事1枚。
ちなみに、原色と広告車の比率はある程度以上にならないよう調整されているとのこと。増えたり減ったりしてるように感じるのは錯覚なのかもしれん。
と、こんなところで京急に出会って不思議な気分になりつつ、そろそろ時間かな。
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