欧羅巴交響曲 I プラハの夏 (15) Újezd

午後から夕方にかけて、一時的かつ局地的にとんでもない大雨。帰宅時間にぶちあたりかけてどうなることかと思ったが、幸い2人とも難を逃れる。今年は夕立の規模がでかいなぁ。つーかそろそろ梅雨明けませんかね。
さてプラハですが、まだ日曜午後のお話なわけでして。

劇場から橋を渡って川の対岸へと向かう。

カレル橋ほど有名でなくとも、プラハの橋は味わい深いものが多い。もはや門と見紛うような立派な構えが見事。そんなレギー橋(most Legií)からは、電車とはまたちょっと違う「交通」のおもしろい場面を観ることができる。

閘門(こうもん)という、川の水位高低差を乗り越えるための設備。上流からいくつも船がやってきて、門の前に並んでいる。ちょうど作動シーンが観れそうだったので、橋上で待機。

後扉を閉め、水を下流へ抜き、前扉を開ける。この間だいたい5分。目で観ていると少しずつながら確実に船が下がっていくのがわかったが、動画では多分数倍早回しにしないと伝わりにくいかなぁ。

ふぅ。それにしても暑い。たまらず西の突き当たりにあった公園に駆け込んで涼む。

道路に沿って南北に伸びた土手状の高台に、大量のベンチが並んでいる。日陰でしばらく休憩。日本の5月くらいの気候を想定した我々の服装を差し引いても、こうも暑くては連続稼働もほどほどにせんと。

が、10分ほどでレトロ電車が来たので思わず立ち上がる。本日3往復め。

結局電車が来ると撮ってしまうのであった。

ここは Újezd という電停の目の前。いろんな系統がどんどん来る丁字路を、ちょっぴり高いところから見下ろすことができる。道の正面にある階段は広く、撮影地としてもキャパはわりと広い。

あるものは南北にまっすぐ走り、

またあるものは弧を描いて右へ左へ。

おや? また41系統が来たぞ。折り返してくるには早すぎる。

もう1編成いらっしゃったようです。こちらは 240 号が先頭。我々が乗った 351 号とは微妙に細部が異なる。

時間帯によって人気度にはムラがあるのか、大入りの乗客。先頭のおねえさん、いい動画撮れたかな。

ちなみにノスタルジーの運行経路でもある。実はすごく頻繁に走っているので、見かける機会が多い。

と、しばし堪能したところで、ぼちぼち移動。

9系統に乗って、一路東へ。ってこれ撮ってたら行っちゃったんで8分待ったんですけど。

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