初詣を支える電車 (2) 工夫する現場
11 Jan 2017
ちょっと来週あたりから平日みっちり忙しくなりそう。昼間っから買い物行ったり皆様の投稿にポチったりゲームやったり、というわけにもいかないことになる予定。その分週末はしっかりリフレッシュしたいもんです。
さて引き続き阪堺の正月特別モードの模様を。
規制ロープを張ったポールは、端のみ古レールを重しにした反射材つき。それ以外の細いものは、あらかじめ路面に開けられた穴に差し込まれていた。正月のためだけに穴があると思うとすごいけど、だんじり現地も似たようなもんやったな。
さらなる特別仕様となっていたのが、電停本体。本来のホームより手前に臨時おりば(下に見えてる低い台)が設けられ、さらに地上改札要員の皆様が待機。
IC 対応の収受機も、広電でよく観るタイプに似たものが置かれている。よく観たら「正月地上機用」…ってほんとに正月しか使わんのかー! 如何にこの時期の人出だけが突出して多いか、むしろそれが物語っている。
では元からあるホームはというと、
なんと使われていない。そして、行先別にのりばが完全分離されている。
例えば北行きの場合、鳥居から近い方に恵美須町方面。おりばと同じ台が設置されているが、待機列は台の上ではなく路面。ホームを封じたのはおそらく、段差のあるところで大勢を待たせるのは危険という判断からだろう。
そして天王寺方面は、鳥居前電停をなかったことにして住吉電停に集約。はて、中の人が警戒色のしましまポールを手にしているが、これは何に使うのか。その謎は背後を振り返ったら解決した。
うわー。デパートかどっかの人気商品売り場よろしく、分割された行列が延々と続いている。つーかそこ、住吉公園ルートの線路だったとこですやん。まさかの空間再利用。
コレを観た瞬間、帰りも南海にしようと即決した当家であった。
一方、南行きサイドには別のモノも出現。
臨時きっぷうりば。しかも場所が無茶。一見しれっと建っているこの小屋、足元は水路。両岸に渡した床材だけが支え。中の人1人なら大丈夫って判断だろうけどすごい。
こちらも同じように、あびことそれ以遠で乗車を分離していた模様。
そして正面口は信号と横断歩道が普段通り使われており、ロープも比較的広い範囲で途切れている。
おや? なにか派手なお立ち台があるぞ。
歩行者に誘導や注意を促す警察の人が立っていた。おつかれさまです。しかし神社というより真言宗みたいな色遣いっすね。
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