それ行けカープ電車 (5) 街の変化
8 Oct 2016
買い物帰りにおやつのケーキを仕入れ。ハロウィン推しも全力で行われている中、和栗のモンブランをチョイス。洋風のマロンとはやっぱりちょっと味が違うよね。ほんのり漂う渋皮の気配がナイス。秋ですなぁ。
さて引き続き日帰り広島旅、まだまだ撮ってます。
工事中だった玉入れ屋が、おしゃれな外見にリニューアル。ついでに、上層階に収容力たっぷりの駐車場が加わった。すぐ隣にはビックカメラ、斜向かいでも改築進行中。いまどきらしいビジュアルになった。
振り返ると駅行き電停。そっちを向いた構図で待機したのには理由があった。
電停すぐ横の広島信金が、とってもいいところに優勝祝いの垂れ幕を掲げてくれていたのだ。そこへ、5系統から10分以上遅れて1系統が到着。改めてカープ号の全体を記念に収めることができた。
ここに限ったことではなく、もみじ銀行やそのへんの飲食店やらなんやら、とにかく沿線以外でもいろんなお店が類似の幕やボードを掲示。いつも以上に広島の街が赤く見えたのは、その影響もあったような気がする。
せっかくなので、駅前交差点に移動して折り返しも撮る。おや?
初代ムーバーの LED が「広島電鉄」になっちゃってるのは表示システムの不具合かなにかですかね。て、そこちゃうわ。JR の駅舎にもおめでとう幕が。この距離から観るまで気づかなかった。
ともかく、あちらこちらからお祝いの言葉を向けられつつ、カープ号は再び港へと走っていった。
ところで、このへんをうろうろしていて、今更ながら初めて気づいたことがある。
古びたポンプに千羽鶴。添えられた短冊で理由に気づいた。「被爆ポンプです 残して下さい」。被爆二世の方からのお願いだった。再開発が進む中、確かに何らかの根拠がなければとっくに撤去されているだろう。
なにげに駅前の車道脇にも、同じくらい年代を感じさせるポンプを発見。
そんな中、ビック前の歩道でふと足元を観たら、そこには鮮やかな千羽鶴が飾られていた。街並みが現代的になっても、広島の祈りの心は変わらず続いていく、そんな一種の意思表示なのかも。
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