夏暮れる西国 (1) 催事が飾る

来月の準備を着々と進行中。キャリーカートに巻くベルトを買ったまではよかったが、帰ってふと気づく。うちのカート、長辺に取っ手ついてないやん。仕方ないので、手荷物預けのときだけ縦に巻くという若干本末転倒なソリューションで乗り切ることにしましたとさ。
さてここからは先月の関西帰省のお話。

実家へ行く前に寄り道するのもすっかり恒例行事となった。が、毎度いろんなところを巡っているので、最近はネタ探しに意外と苦心している。そんな中、興味のアンテナにひっかかったものがあり、今回のお立ち寄りスポットが決定。

やたらラッピング車が多いことでおなじみ、石山坂本線。原色の地が見えていても、窓含めそこらじゅうにこれだけ貼ってあれば立派なもんだ。
ところで「あげあげ」って何すか、と思ってよく観たら揚げ物のイベントだった。

ちらほらと同業さんも見受けられる中、地上に降りて営業開始。

路面を走る電車の駅としては破格に立派な浜大津。京津線の駅も兼ねているので、京都や大阪への玄関口という一面もあるといえばあるのか。

食べ物のサミットは流行っているのか、揚げ物に続いて今度は牛肉。しかも訪問当時絶賛開催中。いずれにせよ、いくつもの店舗で食べ比べして回るわけで、胃袋に自信がある人向けやね。
それにしてもこの駅前、そこそこの規模のモールはあるのに、ちょっとした雑貨が入手できないのが非常に惜しまれる。上写真の背景にある建物は子育て世代専用サービスに特化。大津港の近くの建物ならなにかあるかと思いきや、土産物屋みたいな店舗以外はリニューアル工事等でほとんど閉店。大津の人には申し訳ないが、駅ビルでなんでも入手できる大都会と同じ基準で考えたらいかんね。
おかげで、雨模様という当初予想を大幅に覆す晴天の中、アームカバーが買えずに非常に苦労した。

まあそれはともかく、三井寺にかけての路面区間で来るもの拒まず記録会。

おっ、特急色だ。話には聴いていたけど、実物は初めて観た。当たり前だが石坂線に特急はなく、本線の旧塗装をこっちで復刻したもの。

以前見かけた坂本ケーブル色。ただ前回はものすごい逆光だったんで、きちっとした編成写真はやっぱりこれが初めて。

石坂線のラッピングといえば、二次元モノがよくあることでもおなじみ。

結構前から入っているらしい、ちはやふる。競技かるたの聖地(トップクラスの大会が毎年開かれている)近江神宮が沿線にある縁でこうなったようだ。しかしここのラッピングはわりとアニメが中心なので、原作の絵柄なのはちょっと新鮮。

その近江神宮前で折り返す運用だったので、戻りを待って前面重視の編成撮り。

なかなか綺麗な色合いで良い仕上がりだった。かるた取るポーズが正面に使われてて、後続車に向けて「ちょっと待った」してるように見えなくもないのがなんとなくツボ。
で。今回訪問の主目的にまだあえて触れてないのだが、それは次回まとめて。

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