梅雨を晴らす国で (3) なごみの猫

8月末に受けた健診の結果がようやく届く。あー、なんかいつものようにいつもの項目が指摘されている。手間だけど一応セカンドオピニオン聴きに行っといた方がええんやろなぁ。とりあえず来月上旬の検討事項としておく。
さて6月岡山、市電のお目当てのひとつだった車両のお話。

わざわざ1本見送ったのは、ニュー案内板のおかげで次に何が来るか容易にわかったから。おっ、きたきた。

名物たま電車。「たま」の本家は和歌山だけど、会社としてはこっちが親会社だからもうどっちが本家なんだか。

本人…いや本猫もすでにお亡くなりだし、岡電グループのキャラってことで。

終点での客扱いが終わり、折り返してくるのを待機。

前回乗車してから数年経過、なにやら改造されたというので、実物の確認が目的。そのうちのひとつは、さっきから見えている。

ねこみみが付いた。耳の色は実物に合わせて左右異なるミケ仕様。

車内の変更点は移動中に観察することにして、早速乗車。本来は派手と感じるモケットも、二度目となるとなんだか目が慣れている。

天井を自在に駆け回るたまは相変わらず元気そう。

でだ。車内で変わった部分は、お互いに連動していた。

単なる「お降りの方はこのボタンを押してください」ではない。ボタン本体をよーく観ると「お降りの方はこの肉球を押してニャ〜」。しかもその姿は、実際たまの跡を継いだニタマ。車掌か。いやワンマンだから運転士か。
ちょうど降りる電停が近づいたので、押しましょう。すると車内に響き渡る「ニャ〜」。しかも。

それに応える表示まで「つぎ・とまるニャ〜」。ビジュアルに負けず劣らず、いろんな面でネコ化がよりいっそう進んでいた。

てことで、せまーい電停で降りたニャ〜。おっと失礼。

ちょうど MOMO とのすれ違い。岡電の顔ともいえる車両が揃う。それにつけても狭いんで、両者発車してから行動に移るとしよう。

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