梅雨を晴らす国で (2) ひがしの端

節約したい状況にもかかわらず、来週末の予定が突発的に入る当家。いや、これを逃すと同様のものを観る機会があるかどうか、非常に自信がないもので。今回は四半世紀ぶりだけど、次があっても自分が元気かどうかあやしいし。
さて6月の岡山旅、本題は主にこちらのお話となります。

最初に購入したアレとは、もちろん岡電の1日券。暗くなるまでの数時間とはいえ、ここの規模ならあちこち下車するだけで元が取れる。早速駅前電停に行くと、

おっ、MOMO だ。では乗りましょう。

ちょっとコンパクトなボックス席を含め、車内は相変わらず綺麗に保たれている。大きな窓から景色を堪能しつつ、のんびり揺られるひととき。

とりあえず終点に来てみた。

東山まで来たのはかなり久々。6年ぶりくらいにはなるんじゃなかろうか。店は多少入れ替わっているかもしれんけど、大筋ではほとんど変わってない景色。

歩道からそっと車庫を覗くと、いくつか車両がお昼寝中。きびだんごも中にいたかな。

今回一番変化していたのは、この車庫の横だった。

新たに増えていた、女子受けするカフェのような外観の建物。「おかでんミュージアム」という施設で、確かにその名の通り岡電やグッズの紹介もあるのだが、全国各地各社で同様に水戸岡氏が手がけた車両紹介も多数あり、全体的にはどっちかっつーと水戸岡ミュージアム。ふんだんに木を用いた床や椅子、お子様スペースなど、内装自体が氏の数々の作品を彷彿とさせる。
なお入場の際は、1日券か定期を持っていれば料金は不要。最終的に本格オープンすると、この一角だけでなく車庫内部も公開モードになりそうな感じが、完成予想図から漂っていた。

さすがにあっちの引き上げ線は、純粋に業務用としての使われ方になるだろうけど。

じゃ、そろそろ折り返しの電車を検討しますか。

いつの間にやら、電停には情報板が設置されていた。場所をとらないすっきりデザインもさることながら、とても便利。

特にうれしいのはタッチパネル式の発車案内。「車両」欄が設けてあるのがポイント。

ではこのストライプは観るだけにして、次の電車を待つことにしよう。

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