まちに生きる化石 (5) 駅舎巡る

確定申告無事終了。当然今回から税務署が違うわけだが、普段はまず雑用なんぞ縁のなさそうなビシっとした黒スーツのおじさまたちが、入口前で申告民にあれやこれや対応する様子はちょっとおもしろかった。おつかれさまです。
さて福井ですが、後半にちょっと寄り道。

専用軌道区間へ南下して、大型車の出番があるかどうかを観察する作戦に入る。と、なんと 203 が向こうから走ってくるではないか。うわぁ。走る車内からでは成す術なく、北上するのを見送る。仕方ない、戻ってくるのを待とう。

とりあえず急行停車駅を狙って一旦降りる。随分古そうな駅だ。土地も限られているし、バリアフリーにしたいといっても一筋縄じゃいかんよね。

こちらは初下車、神明。ずらり並ぶ自販機はさておき、昭和感を色濃く残す味わいある駅舎。

駅前は広々としたロータリー。派手なコミュニティバスには、2駅南にある西山動物園のレッサーパンダが描かれている。背後はタクシーの営業所だし、ここから西側へは自動車類に乗り継ぐ需要が大きそう。

アレはさっき行ったばかり。そこそこ時間はあるので、ついでに駅周辺をぐるり。

昔は使われていたのだろう、東側へ渡る構内踏切の痕跡もあった。

北から回り込んで戻ってきたら、ちょうど 610 が急行で登場。コレで少し引き返そう。

センター試験というタイミングのせいもあって、なんとなく目に入った路線図にも新たな発見が。

高校がやたら多い。20ちょっとしか駅のない路線沿いに、なんと11校。一部を除いて高校最寄り駅は急行が停まる。そりゃ車内でも頻繁に高校生やら中学生やら見かけるはずだわ。ローカル線がお年寄りと10代(=運転できない層)に支えられているのはよくあるパターンだが、ここもまさにその典型例なわけやね。
なお余談だが、中学生とおぼしき女子がしれっとタダ乗りしようとしているシーンを一度見かけた。運転士さんの鋭い観察力で未然に防がれたものの、ちゃんと運賃払わんと電車なくなっても知らんよ、と知る日は来るだろうか。

急行でひとつ戻ると、これも初下車の浅水。「あそうず」である。ほぼ同じ読みで「麻生津」と書く施設(学校、郵便局等)が多数あり、その読みがかつては「あさむつ」だった可能性を示す看板もあった。地名は奥が深い。

ともかく、ここの駅舎はちょっと凝ったログハウス。武生方面にある材木店の協力で、90年代に建て替えたようだ。おしゃれでいいね。

天気が持ち直しつつある空の下、正面写真を撮っていたら、男子高校生がやってきて自販機を使っていった。て、それセブンティーンっすよ。アイスだよ。この寒いのに。若さか。

しばし待合室で暖をとり、頃合いを見計らってホームへ向かう。1日券持ってるから券売機のお世話にはならんのだが、しかし何度観ても食券機。出てきた券に「うどん」とか書いてありそう感が半端ない。

Like
Share