神在月の陰陽路 (27) 増える新顔

実家から電話。年末のスケジュールお伺いをまだ出してなかったので、今年も来るのか心配になったらしい(主に父が)。しかし、年またぐ日程で帰る実家が嫁サイドってのは世間的には少数派なのかね。
さて秋旅ですが、本日も引き続き岡山の電車のお話。

清輝橋で待ったのは、次に来る車両がわかっていたから。お、きたきた。

はじめましてー。
しばらく岡山へ来てない間に増備された低床車2本め「MOMO 2」。安直だが桃次郎ということにしよう。なんか北陸をこってり巡った後で観るとデジャブ感半端ないが、むしろこの形状(みみ含む)はこっちが元祖なので当然やね。

言うまでもなく乗車。案の定、誰が観ても非常にわかりやすい水戸岡フレーバーに満ちあふれている。木製椅子とか謎のテーブルとか大好きだよね、あの方。

初代は木の色を活かしたブラウンベースだったが、こちらは白黒はっきりしております。

そこそこ堪能したところで、柳川にて下車。さくっと道路を渡ってすぐ撮影。

広い交差点にある電停なので非常に陽当たりがよろしく、特に午前中ならバリバリの順光写真をおいしくいただけます。

せっかくなので爆写。あれ、しかし初代となにか違うなー。なんだろなー。並べて比較したらわかるかなー。でもまさか2本並ぶなんて都合の良い展開あるかね。あはは。

いや、待てよ。あるかも。

次郎が駅から引き返して来ようかという頃、交差点へ颯爽と現れる桃太郎。

並びました。よかったよかった。電停看板が邪魔とかこの際気にしない。

そして兄弟の違いも把握。屋根だ。正面おでこの青字と、側面の青帯&白字。キャッチフレーズの下をよく観たら、両備グループの社名が日立の CM 並にこれでもかと列記してあった。まあ確かに言われてみればここも両備だよな。うん。忘れてた。

その後、線路沿いをちょっと離れて散歩して、おなかすいて撤収。

太郎も次郎も、街の景色にすっかり溶け込んだ様子であった。

Like
Share

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。