彩の国から ’11 春 (3) 鉄道の日再び・2

たとえ雨でも出かけるのは仕様です。だって週末ずっと家にいてもひまやん。撮影枚数は超少ないが、外で遊べる方が大事なわけで。それはさておき、てっぱくの後半。

再び本館。やっぱり思うままにふらふらと回る。

下関のふぐ満載。そういえば、このレムフが香椎所属って書いてあるのを初日にも観たなぁと思い出す。

交直流車の切り替えスイッチが付いている屋根上が観れます。という誘導に従って屋根上を一生懸命撮る夫婦。渋いよな、とセルフ評価。

さて、ここに来たらやっぱり国鉄世代をじっくり眺めたくなるのが人情というもので。

そこでやはりボンネットですよ。
あれ? なにか違和感があると思ったら、開館当時は「あいづを外してひばりに換えようとする作業中」の設定で、外そうとする作業員さんのマネキンもあったんだよな。あとこれは全般的に、マネキンが黒から白に変更。黒はこわいとでも言われたのか。もひとつおまけに、「のらないでください」と注意書きが貼られているのが少々残念。乗れないのが残念じゃなくて貼られたことの方。

変わったことは他にもあって、特急車内で弁当 OK だったのが禁止に。旅行気分でどうぞってサービスのはずが、片付けマナーがなってなくて断念したと容易に推定できるのが悲しい。

そのかわりと言っちゃ何だが、車内販売の雰囲気は醸し出されている。特にその制服。

当初の混雑で見逃していた展示もあって、例えばときのホームのチラシ。新潟まで4時間という設定に対して「日帰りでゆっくりお仕事ができます」。日帰りで移動に往復8時間…。昭和のサラリーマン、タフっすな。

と、そんなところに感心しつつ、どことなくクリーム色の強いエリアを堪能。

ではぼちぼち上に行こうか。さっきからずっと魚眼で撮っている最大の目的もあるし。

ひろーい館内、写真で一望するにはこれしかないと思って。ほぼこのためだけに持ってきたに等しい。ってなんで長辺じゃなく短辺の方から撮ってんだという話もあるが、まぁそれはそれ。
上に来た理由はもうひとつあった。

なにこの無理やり企画。と思わず笑ってしまった企画展。新幹線と宇宙探査機の解説を1ヶ所にまとめるなんぞ初耳やわ。それでもしっかり観てきたよ。定番・グランクラスの席とか、カプセル回収時の防護服の実物とか。中は撮影禁止なので報告だけ。

3階まで上がると、いつの間にやら休憩スペースが劇的に増えており、弁当持ち込み組が相当数にのぼるであろうことが、あふれたゴミ箱から推測された。車両の図面がプリントされたテーブルで、自販機のお茶でひと息ついて、そろそろ引き上げる。

見下ろせば、梁を埋めるヘッドマーク群。見覚えのないものも多い中、さっき観た藤まつりもあった。

出場後、改めてエントランスの E5 を観察。ようやく線路が繋がった直後ということもあり、デビューのお祝いを改めてやっているような気がする。

こうして見物は終了。ニューシャトルで帰るとしよう。

のはずが、実際帰るまでには随分かかることになる。その話は次回。

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