列車の花道 (2) 遊ぶ展望
16 Sep 2022
3連休が2週連続の今月。とはいえ、台風接近とあっては太刀打ちできるはずもなく。旦那さんの仕事待機とかもあって派手な外出も入れにくく。そもそも先週派手に遊んできたばっかりなんで、ちょっとしばらくは節約生活ですかね。
では7月の梅小路見学後半戦。
オヤ見物以外に、梅小路でやってみたいことがもうひとつあった。
標準レンズで撮影済のものを広角で撮って比較。うん、広いね。ある程度幅のある全体像を収めるのに、24mm より 14mm のほうが何歩か前に出られる。
あと狭いところ。スペースの限られた運転台もこのとおり。
もちろん室内のメインエリア、エース3本揃いもかなり近づいて大丈夫。
あーこのシュッとした感じ、現役時代にあったらさぞかし。えっ、まだ現役だろうって? どうも当家にとっては W 時代が本体みたいでして。
本題を終えた後、過去一度も観ていなかった展示へ寄ることにした。幸い、ちょっと並べば次の回が始まりそうだ。
2階のジオラマ。さすが本家だけあって圧巻のスケール、もちろん西の主要車両は在来も幹線も各種取り揃えております。さらにどさくさで関西私鉄各社もちょっとずつ。景色もよくできていて、ループ線にスイッチバックから往時の余部鉄橋のようなものまで。
この手のジオラマというとだいたい我々は主要客層から外れるんですけど(いうまでもなく親子連れが圧倒多数)、それでも楽しく拝見いたしました。
ふぅ。ついでにテラスへ出て外を眺める。
ん? 旦那さんが気づいたのは、目の前に停まっていた機関車。ってまたずいぶんと地味になられて…。元カシオペア色の EF510 510 さん、今はふつうに貨物任務についていた。
一方、向こうを別の貨物が通過。あっ、あれはもしや西濃貸切編成では。カンガルーライナーっていうんやね。
あっちの方ではコンテナの上げ下ろし。トップリフターが動くところは普段あんまり見かけないので新鮮。とかなんとか見どころはあったが、ともかく暑い。陽射しも強い。そそくさと引き上げて3階へ。
と、そこには列車の窓のように連なる覗き窓。上の方に見えてた新幹線風の装飾窓これかー! 何回も来てんのに今更の新発見。
では最後に扇形車庫へ。
改めて広角テスト。広いなー。と、引きで観るといつもの車庫だが、この中にひとつ意外なお客様が。
マイテさん、ユーはなぜここに。どうやらオヤにくっついて来たらしいのだが、これまたいつまであるかわからん骨董品。
残念ながら中は見えないものの、せっかくなので外観だけでもじっくり拝見。
いかにも古い設計の足回りは、よく観ると軸が3本。
妻面に燦然と輝く「鉄道省」の3文字が、それだけでもう時代を語る。
なお、このまま梅小路入りすることがつい先日決まった模様。もしよかったら、外からでもいいんで室内が見えるような展示方法にしていただけると大変うれしゅうございます。
こうして、いよいよ夏本番を感じさせるあつーい1日は終了。
なんだかんだで、着実に梅小路リピーターになりつつある当家であった。
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