季の移りに身をまかせ (3) 愛着を生む形

旦那さんが昨日、仕事帰りに百貨店へ寄ってシュトレンを買ってきてくれた。本国ではなさそうな変わり種(すぐカスタムするのがいかにも日本)。うまい。確実にクリスマスまで保たない。て、その前に部屋デコってないわ。週末掃除したらやろう。
さて引き続き先月の梅小路見物から。

当家的目玉展示を見終わり、2階へと向かう。

ん? W1 の脇の壁にずらり並んだ往年のヘッドマーク、一部入れ替わっているような気がしないでもないぞ。記憶があやしいから撮っておく。あとで過去展示分と見比べたら、半分以上掛け替えられていた。

2階に来ると、やっぱり吹き抜けから3車種を見下ろすのが恒例。

あ、さっきの白山色、右側は全面ラッピングしてあったのね。左側が運転台直後くらいでぶったぎられてたから、貼ったのは顔だけかと思ってた。

真上から観れば、まるでバラストの敷かれた線路を俯瞰した流し撮りのよう。床の模様がストライプなのはレールのイメージかと思ってたけど、そういう演出も意識してのことなのだろうか。

お子様向けのコーナーはさておき、他の展示も前観た可能性が高いと思いつつ巡回。

館内専用のデモきっぷのみ通せる、デモ自動改札機。ドット絵の力作イコちゃんもさることながら、注目すべきは機構部。

磁気券を入れてから出てくるまで、本来は超高速で処理しているところ、大幅にゆっくり動くようになっている。券の向きを整え、問題があれば差し止め、有効なきっぷなら磁気情報を書き込んでビジュアル面の処理、最後に外へ出したり取り込んだり。観ての通りシースルー筐体で、一連の動きを観察できておもしろい。
ただし、改札だけに券を通したら先へ抜けるしかないため、自分の券の流れを横から眺めるのは難しい。お連れの方などが流すところを観るのが吉か。

2階の奥、定期的に入れ替わる企画展コーナー。おもしろそうなので寄っていく。

「列車愛称親化論」。愛称をわかりやすく展示しようとすると、結果として HM 大展示会になる。1階の壁展示が入れ替わっていたのは、企画展との兼ね合いもあったかもしれん。

古くは昭和初期、公募で名付けられた「富士」。募集要項の「特別急行列車に附ける恰好な名前」の文面自体に時代感が漂う。ローマ字の表記規則もヘボン式ではない。

その後、愛称つき列車は全国に広まる。山、天体、鳥などの名前が主流だった時代から、徐々に多様化。

海や風などの自然から、やがて目的地の地名が登場、旅情や郷愁に訴えかけるご当地モチーフの絵柄も増加。マークの形状も時代によって、一枚板から丸いお盆状、背面照明タイプまでさまざま。現代で主流の LED 表示は物理的に存在しないから保存が難しそうだけど、それもいずれは歴史の一コマになるんやな。

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