季の移りに身をまかせ (1) 郷愁へ誘う道
11 Dec 2019
復活した単独 HDD、使えそうなので写真のバックアップを移植することに。接続には旦那さんの HDD リーダーライター(カートリッジ式)を拝借。しかしこのタイプの製品、今はほとんど流通してないのね。時代の流れとはいえ、地味に便利なんだけどな。
さて今回は11月後半、祝日付近の2日間のおでかけ話をいろいろと。
勤労感謝の日の前日、旦那さんの会社規定により当家は3連休初日。世間ではただの平日。となれば、普段混みそうなスポットも空いているに違いない。などの理由で選んだ目的地へ、乗降実績のない駅を使って行くことにした。
前回訪問時(昨冬)まだ工事中だった「梅小路京都西」駅。梅小路だけでええやん派にとっては冗長に感じるけど、一見さんへの説明として広域エリアの名称を駅名に含めるのが、JR に限らず近年のトレンドなんやね。
西側の階段は、かつての貨物線高架を利用して設けられたマーケットへの入口らしい。
既存の高架に後からつけたして作ったこともあり、駅舎はわりとシンプル。もっとも当駅に求められているのは立派さではなく、京都鉄博や梅小路公園へのアクセスのよさであることは自明。実際ほんとにすぐそこなので、長距離歩けない人や雨の日にはとてもありがたい駅ができた。
3度めのはずなのに、今回初めて気づいたことがあった。それは入場時。特定の会員だったりカード所持者だったりすると受けられる割引の対象に、J-WEST カードが。あらま。わたしのは解約したけど旦那さんが持ってるよ。もちろん割引適用は所持者本人限定だが、わずかながらでも優待があるのはうれしいもんだ。
と、いうわけで。
0系さんおひさしぶりっす。何度来てもつい撮っちゃう。
車両自体に変化はなくとも、通行人が少ないので写真撮り放題。窓に張り付いててもそんな邪魔にならない。
「じそくにひゃくごじゅっきろ」の証人も改めて拝んで時代を偲ぶ。
本館寄りの先頭車は、客席をつぶして展示スペースになっていた。車両基地によく置いてありがちな大きな鼻(ふた)、久々に観るとやっぱりでかいな。
隣の食堂車は、相変わらず「食堂」としての供用が続けられている。
昼食とってから来たので我々は寄らないけど、昨今ほとんどない車両の風情に触れられるのはいいね。
では本館に入ろう。
中央の3編成が主役を張っている構図に変化はない。のだが、右端がちょっと派手。
489 系が期間限定でラッピングを施されていた。HM も期間中に何度か替わるらしく、当家訪問時は北越の表示。
付近に経緯の説明パネルがあった。隣の 581 系とこれのどっちかで過去の実在塗装を復刻する一般投票を行った結果、こちらの復刻が決定。白山色というらしいが、しかしすごい大胆な塗り分けやな。旦那さんは実物を知っているらしく、懐かしそうに眺めていた。
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