遠回りして帰ろう

昨日は県内で季節モノを堪能してきた。想定外のこともあったけどおもしろかったよー。この話はまたそのうち。
さて今回は久々に単発ネタ、5月連休後半に旦那さんの実家へ軽く帰省した翌日のこと。

さいたままでせっかく来たので、自宅からでは微妙に遠い北関東でなにか撮ろう、という話になった。そこで実家に大砲セット持ち込んじゃうのが当家クオリティ。
そして午後。我々はとある駅に到着した。

ほほぅ、これがかの有名な「なすしお」というものか。話には沢山聴いていたが、実際来るのは初めて。
なお、この写真からは信じ難いが、撮影中にどんどん天候が悪化、雷まで鳴る始末。写真によって光加減がえらい違うのはそのせい。

例によって白い筒(大&中)を揃って装備、さらに若干伸ばしておいた。

ずもももも。相変わらず特異な存在感。

もったいないので後追いも。東北スジだと連結派多数なおかげで、前後で全然違うものになることが多いし。

「出」やら「+」やらが邪魔なのは大宮と大差ないが、出来る限り避ける努力はする。

しかし420mm じゃ全然足りませんな。下りカーブは「なんちゃって 1000mm」でちょうどいい感じかと。

仙台方に後退すると構図のすっきり感には欠けるが、まあこれはこれで。「◇」のカラフルさがある意味東北らしいというかなんというか。

ちょっと調整してみた。ただこれだと逆に頭上がうるさいかも。

上りはカーブが緩いこともあって、下りよりは近い印象。

まあでも遠いっちゃ遠いんだよね。で、なんちゃって 600mm。E5 停車かよって思ったら、今春増えたなすのだった。

そんななすのの緑色だけ軽くおすそわけに与っているのは、こっちもなすの。あれとこれで列車名が同じとかもうね。

しかし、特に上り通過列車がやけに少なく思えたのは、連休とはいっても U ターンラッシュ前で臨時設定の少ない5月4日だったせいだろうか。それを避けて帰省したのもあるけど、撮影的にはちょっと寂しい結果。

この日一番盛り上がったのは、上下同時通過が駅構内で見事なクロスを披露してくれた辺りかと。かろうじて4種判別できる形で収められたし。

天気もいよいよあやしくなってきたので、これにて撤収。

なに、正面はどうしたって? 有り体に言えばピントが脱走されまして。はい。だから前照灯には気をつけろとあれほど。

ひっそり立つ看板の中では今も、丸いお鼻の方がぶいぶい言わせておられた。この看板のすぐ近くにあったラスク屋で1袋仕入れて、それをかじりながらの帰路はすっかり雨天となっていた。

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