ぐるっと関西すりーでい (16) 虹巡る大阪・5

よく行く駅前スーパーで一番ありがたかった「食パンのスライスサービス」が来週で終了のおしらせ。がーん。工場から切らずに持ってきたのをスーパーの裏で切ってたから、切り口の乾燥が遅く、安くても美味いパンをいただけていたのだが。推測だがこれも節電の余波だろうか。しくしく。
なわけでスル関乗り放題シリーズ最終回。

大阪市営地下鉄一筆書き乗車、と最初に書いてしまったが、そもそもスル関チケット利用という大前提でやってるので、いわゆる大回り乗車とはちょっと違う。改札も出れるし、途中駅重複も可能。そのかわり他社に頼らず市交だけで完結できる。
今回は堺筋本町の時点で目的達成としたが、厳密に1路線1乗車で難波に戻るなら最初から四つ橋に乗ればよし。わかりにくいので、当初作ってあった本気案を図解(黄ルート)。

別解として今里&谷町にたっぷり乗る赤ルートも。

まあどっちにしろ「難波が起点」という時点で JR ユーザーにはあまりおすすめできない。
結局そこまでやらなかったのはいろいろ理由がある。後述の理由で難波へ向かうには早すぎたのもあるが、なにより致命的だったのはわたしの GR2 の電池切れ。旦那さんの GR4 の電池を借りて無理矢理乗り切ったものの、残量が気になり、お気軽に撮り放題とはまったく行かず。皆様、遠くへ出かける前には充電をくれぐれもお忘れなく。

と、そんなうっかりさんはさておき。
夕方に両親と難波で待ち合わせることになっていた。時間が余りまくっていたので、わざと他社線を使って遠回りすることに。

で、九条。なんば線の気合の入れっぷりは実に半端ない。デザインの方向性としては中之島線と若干かぶってるが、集客的にはこちらの圧勝かと。実際便利やし。

そしてここでもやっぱり乗り入れ他社車ばかり通る法則。

せっかくなので、難波までの駅に立ち寄りながら進む。

ドーム前。なんかこう、みなとみらい線っぽい。

桜川。多用されている木材はやっぱり桜なのだろうか。

で、桜川といえば隣接する南海汐見橋との対比がすごいことで有名らしいので、とうとう降り出した雨をかいくぐって見物。外から観ると単なるしかくい建物に見えるが、

確かにすごかった。中央にぽっかり穴のあいてしまった昭和30年代製の地図、修復される日は来るのだろうか。ここで汐見橋線を待ってもよかったのだが、それはまたいつかのお楽しみにとっておくとしよう。

そして難波に戻り、それでもなお暇だったのでうっかりケーキセットで一服。夕食の中華で超おなかいっぱいになったことは言うまでもない。

* 参考記録 *
3日めの正規運賃(3day チケじゃなかった場合)1,000 円台半ば。
チケ自体が 5,000 円であることを考えると猛烈に元とりまくった結果となったが、逆に言うとこのくらいの勢いで3日間乗ってないととれないということでもある。何にせよ、関西で旅する人には相当使えるものであることは間違いなかろう。

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