Under your spell (2) 白き鉄人の憂鬱

E5 の空撮を NHK で観て「…へび?」て思ったのは秘密。
こないだの新大阪では珍しくいつもより長居したので、うなぎ以外の話も少々。

21番線のくねくねを待ち構えていると、直前に 471A が来る。西明石以東ではいつものこと。きっと、わたしが一番よく F に出会うスジに違いない。

3月からどうしよう。W 撤退の一報が出てからずっと考えていた。
ミニうなぎがいる間は、山陽でネタに困ることは当面ないだろう。短編成専用場所もいくつかあるし、それ以外もまだまだ回りきれてないから、忙しくしようと思えばいくらでもできる。
一方の東海。まっしろだらけをどう楽しむか。現時点では、次に消えるであろう300と、のぞみ撤退が噂される B 編成を、こまめにチェックしていくのが吉という判断。
なわけで、29A の後しばらく300と遊んでいくことにした。


ふと観ると、25番線にいた。目の辺りだけクローズアップすると、本当に何かのロボットのようだ。連結器をしまってある板の輪郭が、ちょうど鼻に見えるのかもしれない。
などと眺めていたら、24番線にも入ってきた。並べて撮ろうと思ったが、くねくね対応で望遠仕様のままだったので全然入らない。つけかえる時間が惜しい。えーい、こういう時はあれだ。周辺物の助けを借りよう。

なんか必要以上に丸くなったけど。いずれも J。すごい勢いでこっそり減っているらしいから、並びも撮りづらくなるのか。

先に出たひかりは 522A、残されたのは 370A。「のぞみ」だ。

自分の意志で新幹線に乗るようになった頃、走っていたのぞみは全部これだったと思う。人生初ののぞみ利用は大学最初の年、高校の文化祭を観るために。それから2年後、東京のオフ会。さらに翌年、当時内定した会社の説明会という名の接待。そして社会人最初の年、新居へ引っ越すための移動。
10年後に月いち以上のペースでのぞみに乗ることになるとは露程も思わなかった、あの頃。それでも、乗ったこと自体は不思議と覚えてるもんやな。


そんな「のぞみ型車両」も、今はわずかに臨時担当が残るだけ。26番線から出て行く N の後ろ姿を見つめる横顔が、少し寂しげに見えた。

さて、そろそろ次の目的地に行こう。あとは頼むよ、すずめ駅員。

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