栄光は静かにこだまする

親族が急病らしい。とりあえず父ひとりで西に飛んだが、展開次第では母とわたしも召集に。そうならない(=良くなる)ことを祈る。
動けるうちにと思って、昼過ぎにアレの様子を観に行ってきた。


ちゃりで角を曲がると、さあ見えてきた。

燦然と輝く JNR マーク。カーテンもおそらく当時のままに。
…なに、本命はこれじゃないだろうって? いや、実際こっちも切り身じゃない状態で観たかったわけだが、確かにメインイベントはあっちの方ですね。はい。それでは。

どーん!

ってさすがにアップすぎたか。あまりにも美白っぷりが見事やったんで、つい夢中になって寄っちゃった。

というわけで再びやってまいりました、川重兵庫工場。以前からあったビジネス特急こだまの隣に、去年こだまとして天寿を全うした0系が並んだと知って会いに来た次第。


柵があるから形式写真とは言いづらいが、すぐ横を流れる運河に架かる橋の上から観るのがベストなようだ。R61、いつ以来かな。通常営業最終日に会えてたかどうか、自分の写真が遠景ばかりで判らないけど。

しかしすごいよ。現役時代を凌駕するつやつやのお肌にうっとり。里帰りにあたって、JR の人や川重の人が綺麗に磨き上げてくれたんかな。

そういや幕はどうなってんかな、と思ってよく観ると「回送」。そこで空気読んで赤ひかりとかにしてくれてたら最高やったが、まぁそれはそれ。


並べてみると、そっくりとは言わないまでも似てるね。

新幹線というものが間違いなく、ボンネット型特急の血統を継ぐ「超特急」として生まれたことを、改めて実感した。


貴重な歴史の証人を無料公開してくれちゃう、素敵な企業に乾杯。

Like
Share

Comments

公開から30日以上経過した記事のコメントは締め切っております。あしからず。