奇跡の瞬間に出会うまで

「1年分」の最初の1冊が22日になって届いたよ！　じゃ、それ保存用ね。自前で買った分は心置きなく閲覧用にいたします。それより第2回開催決定とのことで、今年も頑張ろう。
で。撮影当時に載せなかった武庫川コスモス祭りを、これを機にひっぱりだしてみる。季節が真逆ですいません。

遡ること半年。10月下旬以降が見頃という情報と、大雑把な位置だけを頭に入れて、珍しく尼崎方に渡った。

10/23。開花宣言は出してもいいかなレベル。曇ってるし。

10/29。だんだん咲いてきた。そしてこの薄い金色の空を観た瞬間、快晴の夕焼けを狙おうと心に決める。

10/30。右側の木が影を作ってしまうことに、初めて気づく。

11/5。29A に合わせて来るも、フォルムがなめらかすぎて高架に埋没。ただ、花は大変いい感じ。次に望みを繋ぐ。

11/13。完璧な快晴。空の色を観ながらポイントを探る。
ふと、向こうのキバナコスモスが気にかかった。視線を低くすれば甲武橋の車や信号が隠せると気づいて、構図と焦点を決めた、2分後。

花の色が染み出したような空。シャッターを離して液晶にプレビューが出た瞬間、思わず息を飲んだ。

ちなみに数日後、黄色さんの通る日にも来てみたけれど、日没後の曇り空という最悪のコンディションに撃沈。自然には逆らえない。