4月の播州を満喫する会 (1) ほのかな薄紅

5秒で考えたみたいな直球なタイトルですいません。でも撮影の構想段階で真っ先に浮かんだのがこれだったから。
てことで、へろへろで乗り切った年度末進行明けに突撃してきた話。

朝の新快速は大変賑わっていた。どのくらいかというと、通路に立つ人が姫路までほとんど減らなかったくらい。後から思えば、多分それは城の花見客。
18きっぷシーズン恒例の相生ダッシュも健在。そのダッシュ先を観て目が点になった。

…これはひどい。カフェオレと総武線色を併結して持ってくるとは。てか、115系の単色塗り、現物は初めて観たけど心底似合わないな。

そろそろ駅じゃない所で V を撮ろうという思惑が一致したこともあって、Wisteria さんと共同開催となった、先週末の撮り。わたしはレンタカーに便乗させていただいたようなもの。相生から自力運転して出かけたことが1回しかないって、それでいいのか自分。
とりあえず、山ひとつで FM の入り具合が大違いということがよくわかった。車内に BGM が欲しい人は音源持ち込むべき。

そんなこんなで千種川。やっぱりここへのアクセスは車に限る。
定番の西岸は無人。よく観たら東岸に同業さんらしき方が見えるも、この距離では存じ上げている方かどうか判別できるわけもなく。
予報に反して意外と曇っているので、ここはひとつ流しましょう。でも背後にちょっとだけ見えてる桜をせめて活かすため、シャッター速度は控えめに。わたし的にはその方が成功率上がる副次効果も。

とにかくどんどん振っていこう。70-200 の流しモードで。この機能のあるなしは地味に大きい。うぐいすの鳴き声が頻繁に響き渡る中、練習を重ねる。

原色化まだー?

F じゃないのが惜しいが、J でも今のうちには違いない。

ちょっと曇っちゃったけど、帯は鮮やか。
と、打率は悪いながらもそこそこ順調に確保。序盤に CF カードを差し替えている最中、B 編成に通過されてがっくり来たのは無かったことにする。

緊張感をある程度保ちつつ、振り慣れてきた頃。改正で増えた撮りやすいスジのひとつ、745A が来る。

お、V2。

他形式よりも惜しみなく連写を押し続けて追う。

ミニうなぎはあっという間に、終わりかけた花の向こうへ去った。

ここまでは至って普通の沿線撮影。この後、大冒険(ちょっと大袈裟)が始まることに、まだわたしたちは気づいていない。

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