実録・おひとり様物語 細雪編 (1) 幻のシャワー

ついこないだ梅撮っといて言うのも何だが、まだ冬景色をほとんど撮ってなかった。富士山はとてもよかったけど、東海道名物のあれが観たい。そこでまた思いつきで突撃。分単位スケジュールと地図印刷して持ってった分だけ、明石よりは計画的。多分。

さあ来たぞ米原。
少しでも長く寝ていたくて、この近距離であえてひかりを選択。あえて大阪始発のワイドビューひだ、というのもネタ的には良かったのだが、ここは試し撮り時間を多めに確保。
何を試すかってーと、露出と連写。特に後者。曲がりなりにも高速連写機能がついてるんで、どんなもんかなと。早速やってきた N でテスト。…うわ、こらあかん。粗いにもほどがある。

ならばと、今度は高速じゃない連写。通常時と同じピクセル数が確保できるから、ちっとはましかな。その上で動体予測 AF をかけてみる。ってもう来る時間やし。えーい、いちかばちか。
だめでした。AF 追随がまるで追いつかん。新幹線に使えるほどの性能ではなかったようで。無理矢理後追いで W7 を見送る。

つーか、貴重な 9A でテストしたのが間違いやった。

しかしこの暗さ、それは雪のせい。下りホームには十数人の同業さんの影。土曜であることを差し引いても多い。もしかして皆、期待して来たんかな。
米原名物スプリンクラー。関ヶ原から湖東にかけての、冬の風物詩。って昨年知ってたら、撮れなくても観に来たのになぁ。
で、予報通り雪は確かに降ったが、舞う程度で積もりもしないようでは勿論そんな設備の出番もなく、壮絶な肩すかし。週間予報も雨ベースやし、今年は無理そう。しぶきを上げてつっこんでくる500は、観れないまま終わるかも。

とりあえず、粉雪の中を爆走するカモノハシでも。

停車するひかりやこだまを撮る人はほとんどいなかったが、乗客にとっての主役はあくまでもこっち。自由席の乗車位置で人々が待ち受ける。

あとは、まだ一度もここでまともに撮れていなかった 6A を無事押さえて米原は終了。お、W1 ではないか! 久しぶりー! 後でまた会おうぜ。

W1 との再会を喜んでいたまさにその頃、新大阪で迷惑なトラブルが発生していたそうで。こちとらそんなこととは露知らず、在来線に乗り換え。

豊橋ゆきの新快速に乗ったら、連結を解いた223のこっちと向こうで白いやつらが降りしきっていた。さて、ぼちぼち次の目的地へ発車。

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