豊穣と風と蒼き波 (11) 海の館にて・休息

先日おすそわけしてもらった、隣の地主さんが作ってるびわ。さっき2人で一気に食べた。甘いのとそうでないのとあったけど、ともあれいいおやつになったよ。
じゃ、今日もリニア館のんびり見学の巻。

歩を進めて、ひろーい車両展示エリアへ。新幹線とそれ以前の電車がずらりと並ぶ。となると、そらやっぱ最初に白い方行っちゃうよね。

ぴっかぴか。ここへ来るために綺麗に手入れされたのがよくわかる。

J1 と量産車が並べて置いてあるので、比較ができるのもちょっと嬉しい。て、ゆくゆくは量産車の方が C とか Z とかに差し替えられるのだろうか。

博物館の類に収められた車両の一番いいところ。誰でも触り放題。

現役時代には(車庫イベント以外)基本的にありえなかったグランドレベルからも、ぺたぺた。それは小さなお子様に限った話ではない。例えば全身で流線型を堪能する方も。しかし、改めて観るとでかいよね新幹線。

300系たちを観察したのち、お隣の国鉄世代2本の方へ。

りりしい100系、かわいい0系。この2種を横に並べて観る機会って、大人になってからはあんまりなかったような。しかもそれが双方原色というところがいいね。

車内見学のために、間に「ホーム」が設置されている。ちょっと狭いけど、現役時代の駅の姿をほんのり想像できる気がする。それと改めて白の色味の違いとか、2階建ての肩の高さとか。

入れるなら行ってみたいのが世の常。2階におじゃましまーす。

といっても、立ち入り OK なのはここまで。このテーブルの間に透明な仕切り板が立ててある。てっぱく初期の荒れ具合を踏まえてこうなったのだろう。少々寂しいが、むしろ綺麗な写真は撮りやすい。あれ、そういや、博総に置いてあるものより装飾が簡素だな。

食堂へ上がる階段の正面には、歴代の名車の姿。サイドから観ると、この頃は新旧通して「国鉄っぽいデザイン」が一貫しているなと今更思う。

食堂車といえば、0系にも連結されている。多分、実物に入るのは生涯初。

ほのかな丸みに木目。あー、もういかにも昭和っていうかミッドセンチュリーな感じ。

文献でだけ知っていた「マウント富士」はこういうことだったのか。すごい納得。そりゃ窓欲しいわ。

と、こんな感じで車内もほどよく鑑賞できた。

そうそう、T3 もぴかぴかにしてもらってこちらへ移籍。J1 の後ろにそっとたたずんでいた。

博総でずっと暇そうにしていたけど、久しぶりに目に光が灯って男を上げたね。

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